見ているだけで楽しい極小ブランド紙袋は暇つぶしとボケ防止の産物だった

黒川 裕生 黒川 裕生

 「作り始めて6日目。そろそろ飽きてきました」

 そんなコメントと共にパイパイしぼ美さん(@nyaru_pippi)がTwitterに投稿した画像には、大量のブランド紙袋が。一見、どこにでもある紙袋たちなのですが、すごいのはそのサイズ。なんとどれも指先に乗る程度の大きさしかありません。そう、実はこれ全部、パイパイしぼ美さんの手作りなのです。以前から驚異的なクオリティの切り絵作品をTwitterやInstagramにたびたび投稿して注目されていたパイパイしぼ美さんに、制作秘話を伺いました。しかし…、なんちゅう名前やねん。

 パイパイしぼ美さんが最初に指先サイズのスターバックスコーヒーの紙袋を投稿したのは5月10日のこと。「紙クズでスタバの紙袋を作ってみたよ。仕事中に」というコメントを添えたパイパイしぼ美さんは、「ハマってしまいました」とその後も小さなブランド紙袋を量産。本物と見紛う作品を淡々とTwitterに投稿し続け、ついには冒頭の「そろそろ飽きてきました」という境地に至ったようです。16日午前の時点で25個ほど作ってしまったそうで、中には関西人にはたまらないスーパー玉出の紙袋も!他には名前を出していいのか判断がつきかねる高級ブランド、AmazonやZOZOTOWNのロゴ入り段ボール箱もあり、見ているだけでわくわくしてきますね。

 --それにしてもすごい完成度です。普段は何をしていらっしゃる方ですか?

 「医療事務の仕事をしています。破棄するつもりの封筒を見て、『これでスタバの紙袋作れんじゃね?』と思ったのが作り始めたきっかけです。患者さんが来ました(※)」

 (※)DMでやりとりしている間、何度か患者さんが来ます。

 --ロゴは手描きしているのでしょうか?

 「手描きできそうなものは手描きで、色や細かさ的に手描きでは難しいものはパソコンでプリントアウトしています」

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