えっーと、次の電車は何分だっけ。えっコレ、電車の時刻表じゃなくて元号じゃん。
この発想はなかった。歴代元号を時刻表風に作成してツイートした投稿が話題になっています。作者にお話しを聞きました。
話題の元号時刻表っぽく作ったのは男子大学生(1年)のナポリタン(端山の人)さんです。縦軸には青字に白抜き、時刻表でいうところの「時」を表す欄には西暦の3ケタ目、もしくは3、4ケタ目を。横軸の「分」を表すところには、西暦の1、2ケタ目を元号の元年年を配置しています。645年の大化から2019年の令和まで1枚のシートに収まっています。
進行方向が「天平、養和、応仁、元禄、令和方面」となっているところや、鎌倉時代と室町時代の間にあった南北朝時代は「赤字…南朝」「青字…北朝」と色分けされているところがニクい演出です。
作者がこの画像を投稿したところ、ネット上では「天才かよ」「学生や子どもたちにいいかも。教科書をみるよりこっちの方がわかりやすいかも!」「考えた人、頭柔らかいですね~」「戦国時代辺りが割りと最近に見えるのが凄い」「『この元号、◯◯で見たな』とか思い出していくのも面白い」と多くの反響がありました。
「ある人が作った日本の年号路線図というものを見かけ、路線図があるなら時刻表があってもいいんじゃないか?って思ったからです」
作成したナポリタン(端山の人)さんは作ったきっかけをそう話しました。
-いつ作ったのですか?
「作ったのは5月1日。令和になってからです。次の日にツイートしました」
-何のソフトを使って作りましたか?
「エクセルです」
-多くの反響があり、なかには「天才かよ」という賞賛もありました。
「反響が多すぎてビックリしています。こんなに伸びると思っていなかったので、作ったあとに見直しをほとんどしていませんでした。そのせいで3ヵ所ほど誤植があります。もう少し見直ししておけばよかったです。天才ではなくただの凡人です」