ラーメンを年間600杯以上食べるスリム美女“お一人様”も平気~「ラー女」の実態

北村 泰介 北村 泰介
「ラーメン女子博」のプロデューサーを務める森本聡子
「ラーメン女子博」のプロデューサーを務める森本聡子

 独自の文化となった日本発ラーメン。外国人観光客が人気店で行列を作る光景も珍しくなくなったが、まだ日本女性は人目を気にすることが少なくない。

 「女性が一人でもラーメンを食べることのできるカルチャーを広めたい」というテーマを掲げ、2015年にスタートした「ラーメン女子博」が通算6回目にして東京で初開催される。横浜、大阪、名古屋で年間累計30万人以上を動員してきた女子博のプロデューサーでタレントの森本聡子(30)に聞いた。

 森本は愛知県出身で高校1年時に博多ラーメン店のバイトで開眼。20代半ばで上京し、アパレル会社に勤めながらSNSで情報をアップする中、興味を示す女性とラーメン女子会を開催。芸能事務所に誘われ“ラーメンタレント”に転身した。

 「横浜での初回は雪が降っていたのに、信じられないほどの女性が並んだ。『女の子もラーメンが食べたかったんだな。お店には入りにくいけど、フェスの感覚だったら入りやすいのかな』と。過去のイベントでは男性9に対して女性1くらいでしたが、女子博は女性が約7割でした」

 「ラーメン女子博2018」は4月26日~5月6日に東京・中野四季の森公園で開催され、18店舗のうち12店舗がラーメンイベント初出店。森本は「ガッツリ系などマニアックな領域にもチャレンジしています。お酒のブースも初めて設けました」とアピールする。

 女性が気になる体形維持。172センチの長身でスリムな森本は「スープ4口まで。今後も食べ続けたいので塩分はなるべく取らない方がいいのかなと。年に1回くらいは『KK(完飲完食)』で飲みきります」と明かす。

 ラーメンの魅力とは。「20代半ばまでの10年間は年間250杯、その後は最低でも600杯以上、昨年は約800杯。15年間で6000杯を超え、軒数は5000くらい。昨年末に47都道府県を制覇しました。私はラーメンのことを恋人だと思っていて、友人に『よくそんな遠い所まで食べに行くね』と言われると、『彼氏に会いに行くのは苦じゃないよね』と答えます。『同じにしないで欲しい』って言われるんですけど、『同じ』だって!(笑)」。恋する“ラー女”の旅は続く。

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