ハローキティのレストランを運営するパソナ、淡路島から文化発信を目指す

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 淡路島のお出かけ先としてGWも人気の「兵庫県立淡路島公園アニメパーク『ニジゲンノモリ』」(兵庫県淡路市)。同施設を運営する人材派遣の「パソナグループ」(本社:東京都千代田区)代表・南部靖之さんが登壇。淡路島での活動について語った。

 「淡路島をインターナショナルな島にしたい」という思いから、様々な事業を展開。同社は、2008年にスタートした独立就農を支援する『パソナ・チャレンジファーム』を皮切りに、廃校をリノベーションした商業施設「のじまスコーラ」、巨大なハローキティが目立つレストラン「HELLO KITTY SMILE(ハローキティ スマイル)」などを次々と運営し、数々のイベントを淡路島で手掛けてきた。

 今回もその一環として、日本だけでなくヨーロッパでも人気の漫画家・岸本斉史原作のアニメをテーマとした新アトラクション「NARUTO&BORUTO 忍里(SHIOBI-ZATO)」を4月20日にオープン。ヨーロッパでも人気のナルトを通じて、淡路島への橋渡しを狙う。

 また、それと同時に一度地元を離れた若者もUターンしやすい環境を整えたり、海外の人に向けた定住プログラムを実施するなど、国内外の人材確保にも注力する同社。そのため、活躍するスタッフは、アルバイトとしてではなくすべて社員として雇用。「現代の都市部に一極集中という課題にメスを入れ、地方経済衰退の打開策を見つけて、それを全国に展開すべく、淡路島に新しい産業を生むことにチャレンジしている」と語る。

 同施設の敷地は約45万坪あり、「日本のアニメにはまだまだたくさんの宝がある。今秋、来春と新企画はどんどん続く」と世界に向けたコンテンツ作りを約束した。新アトラクション「ナルト&ボルト」は、修業気分を体感できるアクティビティ、立体迷路やアスレチック、ショップや飲食店で構成され、大人3300円。ほかにも施設内には、『クレヨンしんちゃん』や『火の鳥』をテーマにしたアトラクション(別料金)や宿泊施設なども併設する。

(Lmaga.jpニュース・時友真理子)

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