学校健診で低視力と言われたら…早く眼科に行ったほうが良い理由

ドクター備忘録

窪谷 日奈子 窪谷 日奈子
子どもの近視は軽視禁物です(Tan Kian Khoon/stock.adobe.com)
子どもの近視は軽視禁物です(Tan Kian Khoon/stock.adobe.com)

 春の健診シーズンがやってきました。3歳や就学時に健診で視力検査を行いますが、異常を指摘された場合は、必ずすぐに眼科を受診しましょう!「単なる近視だろう」と放置しないほうがよい理由をお話したいと思います。

 放置するのが良くない理由は、子供さんの視力の成長は1歳半から3~4歳くらいがピークで、7~8歳で止まってしまうからです。この時期に視力が出ないままで放置していると、大人になっても視力は出ません。弱い視力と書いて「弱視」、どんな眼鏡をかけても見えないという状態になってしまうのです。

 1歳頃の視力はせいぜい0・1くらいしかないのですが、見た物が目の奥に映ることでだんだん成長してきます。視力が伸びる時期に目の奥に物がくっきり映っていないと、視力は成長しないのです。目の奥にくっきり映らない原因として多いのは、ピントが極端に遠くに合う遠視・逆にピントが近くに合う近視、目の位置が正面からずれている斜視、他にも生まれついての白内障などの病気などがあります。

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