相手の文化を勉強することは国際社会の礼儀

ハイヒール・リンゴのつぶやき

ハイヒール・リンゴ ハイヒール・リンゴ
 ハイヒール・リンゴ
 ハイヒール・リンゴ

 K-POPが再び流行し、今年のNHK「紅白」にはTWICEも出場する。一方で、防弾少年団の原爆Tシャツ問題などもあり、一部でぎくしゃくしたのも事実。ハイヒールリンゴは、相手国の「文化を勉強してくるのも礼儀」だという。そして国交断絶といった過激な考えに走るのではなく「国と国とが歴史を乗り越え、仲良くするための方法を考えるべき」とし、第2の防弾少年団問題を作らないことが大切だと語った。

私、どなたかに失礼しましたか?

 防弾少年団の騒動から少し経った時期に、若い女性のスタイリストさんが、私に袖に羽のついた派手な衣装を準備してくれたんです。ワイルドな感じで「なんか世界史の教科書に出てくる人みたいな衣装やね!」と私が軽口を叩いたら、彼女の顔色が一変。「私、どなたかに失礼しましたか?」と不安そうな顔になりました。だから慌てて「深い意味はないよ!」とフォローしたんですが。「私の不勉強で…この衣装でリンゴさんが誰かに非難されるようなことになったら」と本気で心配したのです。

 彼女は原爆やホロコーストなどのことはあまり知らない世代。それだけに自分の不勉強でタレントに迷惑をかけることになったら…と顔色が変わったんですね。防弾少年団の子も、多分彼らは何も知らなくて、言われたままに服を着ただけじゃないかなと思います。だからと言って、その衣装を準備した人だけが不勉強だということではないと思います。

 この一件でダウンダウンの松本君が「原爆をファッションでいじるのはあり得ない」と言ったように、それは“おしゃれ”で扱ってはいけないもの。だけど歴史を知らない人って、驚くほど知らない。そこの教育をもう一度丁寧にしなくてはいけないと思います。

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