中絶される人も、経済的なこと、自分たちが先に亡くなり残された子をどうするかといった“親の責任”等を考え抜いて結論を出しているはずです。産むのを諦めたことで一生悩むかもしれない次の子供を産むのが怖くなる、というのはよく聞く話です。そういう心の闇の部分をもっとマスコミに取り上げてほしいですね。100人いたら100通りの選択がある。美談ばかりに偏らず「おわりの悪い」話ももっと取材して欲しいです。
揺れる心にカウンセリングは大切です。これまではカウンセラーのいる、大きな病院でしか認められていなかった新型出生前診断。家族のケアをどうするのかがとても大事だと思います。