小林幸子も公認の“新ものまね王” 優勝賞金100万円よりもうれしかったもの

山本 智行 山本 智行

 11月にフジテレビ系で放送された「ものまね王座決定戦」で優勝したのが大阪出身のタレント・君島遼(27)だった。5度目の出場で念願のビッグタイトル。そこで、ふだんはショーパブ「ものまねアラジン」(大阪・緑橋)の人気タレントとして活躍している君島の素顔に迫った。

 やはり、優勝した反響は大きかった。ショーパブ「ものまねアラジン」を訪ねると会場内は熱気ムンムン。30席ほどのボックス席はすべて埋まっていた。この店の売りは関西唯一のものまねショー。評判を聞きつけて山口県から訪れた女性客もいた。

 「たくさんの人に喜んでいただき、うれしく思います。決勝は3回目でしたが、優勝すると周りの反応が違いますね」

 こう話す君島の素顔はアイドルのようなイケメン。声は優しく、話し方も丁寧。それが本番となると即座に、あの大物歌手になりきるのだからおもしろい。

 5度目の出場となった今年の「ものまね王座決定戦」には28組が出場。メンバーには前年王者や歴代王者、ものまね四天王の1人、栗田貫一もいたが、君島は森昌子の「越冬つばめ」、小林幸子の「雪椿」を歌い上げ、最後は水前寺清子の「いっぽんどっこの唄」で頂点に立った。

 「今年の番組のテーマが鉄板ネタだったので選曲には悩みました。最初に持って行った森昌子さんは新ネタだったので、大きな賭けでしたが、優勝できて子どものころからの夢がかないました」

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