「異邦人」から40年…久保田早紀はなぜ音楽宣教師・久米小百合になったのか

あの人~ネクストステージ

北村 泰介 北村 泰介
 1979年に発売されたシングル「異邦人」のジャケット
 1979年に発売されたシングル「異邦人」のジャケット

 神学校を卒業後、音楽伝道者に。子育てをしながら、2017年までにアルバムを3枚制作。「賛美歌は魂に響く歌」。全国各地の教会で歌う。望まれれば「異邦人」も。「若い方には『結構、ちゃんと歌えるおばさんが来た』くらいの感じだと思います(笑)」

 東日本大震災の11年から音楽で被災地を支援する「東北応援団」の活動を仲間と続け、釜石や気仙沼などでコンサートを開催。今年2月には初の自伝「ふたりの異邦人~久保田早紀*久米小百合 自伝」(いのちのことば社フォレストブックス)を出版する。「音楽伝道される若い方が出て来られるように、種まきの仕事ができれば」。40周年と還暦の今、改めて原点に立ち返る。

 ◆久米小百合(くめ・さゆり)1958年5月1日生まれ、東京都出身。オリーブオイルのジュニアソムリエの資格を取得し、文化講座などでも活動中。

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