一方、学生側で目立ったのはアジア人留学生の多さだ。「アートカレッジ神戸」から参加したスリランカ人のタバナカ・ラララゲナリン・グナティラカさん(33)は「長い名前でごめんなさい」と日本語で笑いを誘い「向こうではレストランを経営していたが、日本のホテルで働きたい。きょうはたくさんのホテルが見られて良かった」とにっこり。ネパール人のシャルマ・コイララマダブさん(25)も「今回参加して、一段と日本のホテルで働きたくなった」と目を輝かせた。
ホテル業界の課題は、不規則な勤務時間による離職率の高さと人手不足だとか。今回のようなセミナーが両者をうまくマッチングすることを願う。