そこまで神経を使って回答していても、決してむやみに迎合はしない。無理な要望にはハッキリと「できません」と答え、その理由まで論理的に説明。「彼女がほしい」という悩みに対し、「なぜ彼女がほしいと思うのか」と逆に質問し返すこともある。おかげで批判めいた投稿をされることもあるが、逆に「来た!」と面白くなってくるとのこと。過去にはカード上での議論が白熱し、最大で4往復したこともある。
「(大学生たるもの)自分が何気なく言ったり思ったりしていることに対して“その前提は本当に正しいのか”と問い直せる人になってほしい」と江口さん。何やら哲学者のような言葉だが、これも学生たちを想う気持ちがあってこそだ。