柔らかな薄焼き卵の皮に包まれたしゅうまい…『一芳亭(いっぽうてい)』

渡辺 陽 渡辺 陽
「一芳亭本店」三代目の店主の榎文男さん
「一芳亭本店」三代目の店主の榎文男さん

 「しょうゆやからし、酢は、好みに合わせて使ってください。最近は酢だけで食べるお客さんが多いです」

■下町情緒あふれる雰囲気

 「一芳亭本店」があるのは、大阪メトロのなんば駅をロフトに沿うように南下し、難波の雑踏が途絶えたあたり、2筋目を日本橋方面に向かって左に曲がる。青空のようなテントが目印だ。1階と2階がフロアになっているが、ランチタイムでなくても客足が絶えず、活気づいている。扉の横には窓口があり、そこから持ち帰りできるメニューを注文できる。飛ぶように売れるしゅうまいは、地方発送も可能だ。

 「レンジは便利ですし、温めて食べる時は使ってもらっても構いませんが、蒸し器で6分温めるのが美味しく食べる秘訣です」

 昼間からビール片手にしゅうまいをつまむ人、早めの夕食なのか一人で定食を食べる人、誰もが気軽に入れる下町情緒あふれる雰囲気も魅力のひとつだ。

▼一芳亭本店

住所:大阪府大阪市浪速区難波中2-6-22

電話番号:06-6641-8381

営業時間:11:30~20:00

定休日:日曜・祝日

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