内藤さん「以前にも一部コンビニ限定で『もちもちブラックサンダー抹茶』という商品を出したことがあります。その時にも好評だったんですが、もともとチョコと抹茶って相性がいいんです。そこで今回は、具材としてではなく、初めてカバーチョコレートを抹茶にしようと。これで見た目から抹茶と分かります。また、京都土産で有名な『おたべ』を作っている株式会社美十さんの監修のもと作っています、そのあたりが人気が出た理由でしょうか」
-見た目だけなく味の方も本格的なのですね。ところで、これだけ人気が出たら、全国のコンビニで、しかも通常の1袋売りをすればもっと儲かると思うのですが。
内藤さん「現在、バラでなく8袋入りと14袋入りと2種類の箱で販売させていただいています。あくまでお土産用ですので。全国展開については、現時点では予定しておりません。北海道限定のホワイトチョコをコーディングした「白いブラックサンダー」は現在自社のオンラインショップで販売しており、全国の皆様に購入していただけますので、(京都ブラックサンダーも)将来的にはあるかも知れませんが…。また、2月14日までであれば、現在東京駅にて期間限定ショップとして『ブラックサンダー義理チョコショップ』を開催しておりますので、そこで京都ブラックサンダーも特別に購入できるようになっています」
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ネット上の声を紹介すると「義理チョコ用に買いに行ったー」と季節的な活用法もあるほか、「お土産用じゃなく自分用に買ってみた」と購入する人も少なくない。しばらく京都ブラックサンダー・ブームは続きそうだ。
◆ブラックサンダーとは 1994年より有楽製菓株式会社が販売している、ココアクッキーとプレーンビスケットをチョコレートでコーティングしたポケット菓子。ザクザクとした食感を特徴とし、クッキーベースでボリュームがありながら、30 円(税別)というハイコストパフォーマンスで若者を中心に支持されている。お菓子らしからぬ商品名や「若い女性に大ヒット中!」といった斜め上をいくキャッチコピーで、独自の世界観を創造し、「白いブラックサンダー」など、累計200 種類(※パッケージリニューアルを含む)を超えるシリーズ商品も展開している。