結論は「事実無根」。確かにニュースの放送日時も明記されていなければ、券売機画像の出元も不明。ソースがあいまいなまま、ネット上で情報が独り歩きしていたわけだ。
ただ、ツイートが拡散されて話題になったことは事実。酔った勢いでボトルを入れたはいいが、会計時に目の玉が飛び出るような金額を提示されて酔いが覚めた男性客の苦い思い。税務署の動きや東京五輪を前にトラブル回避の対策に腰を上げなければという経営者側の意識。それらが混然一体となって顕在化したのが、今回の「キャバクラ食券制導入」という“都市伝説”だったのかもしれない。