今後、捜査の行方はどうなるのか。小川氏は「それなりの根拠や容疑性があるからこそ、車を押収したり、自宅を捜索した。事前のやりとりも、メールや無料通信アプリなどでの文書のやりとりが残っていれば手がかりになります」と指摘した。
また、同氏は「11月に行方不明になって1月になって捜索かと不思議に思う人がいるかもしれませんが、やはり若い女性がいなくなった場合、事件性も考慮し公開捜査の判断をします。実際、今回も当初は秘匿捜査でした。行方不明者の女性の安全を大前提に考え、防犯カメラで場所を確認しながら慎重に捜査してきた」と説明。男性の事情聴取と家宅捜索が行われていることから、事件が詰めの段階になっていることを示唆した。