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軽バンなのにEV!? ダイハツ「e-ハイゼットカーゴ」に乗って分かった意外な実力 ダイハツ、トヨタ、スズキの3社による共同開発車

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

e-ハイゼットカーゴのグレード選びは2人乗り?4人乗り?

e-ハイゼットカーゴのグレード構成はシンプルで、2人乗りと4人乗りの2タイプだ。基本的には、自身の使い方に合わせて選べばよい。

4人乗り仕様には、一部の快適装備をまとめたセットオプションが設定されている。電動格納式カラードドアミラーやスライドドアレールカバー、後席用ボトルホルダーなどが用意されており、必要に応じて選択できる。

また、両グレードとも運転席・助手席シートヒーターやLEDヘッドライトなど、実用性の高い装備を標準装備している。

e-ハイゼットカーゴのリセールバリュー予想

e-ハイゼットカーゴのリセールバリューを予想するのは簡単ではない。

BEVは購入時に多額の補助金が適用されるケースが多く、中古車市場では補助金を考慮した実質的な購入価格が相場に影響する傾向がある。そのため、BEV全体のリセールバリューは総じて低めだ。こうした傾向を踏まえると、e-ハイゼットカーゴもリセールバリューは低めに推移すると考えられる。一方で、ガソリン車のハイゼットカーゴはリセールバリューが非常に高い。

*中古車相場は、2026年7月調べ

▽ハイゼットカーゴ クルーズ(S700系)
・中古車相場(2023年式):約120~140万円
・当時の新車価格:約133万円
・中古車相場に対する新車価格比:約90~105%

2023年式(2026年時点で3年落ち)でも、新車価格に近い価格で流通していることから、その人気の高さがうかがえる。そのため、e-ハイゼットカーゴにも高いリセールバリューを期待したくなる。

しかし、この高いリセールバリューを支えている大きな要因は輸出需要だ。そのため、海外での需要が限定的なBEVでは、ガソリン車と同等のリセールバリューを期待するのは難しいと考えられる。

こうした点を踏まえると、e-ハイゼットカーゴのリセールバリューは低めに推移すると予想する。ガソリン車並みのリセールバリューを前提に購入を検討するのは避けたほうがよいだろう。

まとめ:プライベートでも使える軽商用BEV

e-ハイゼットカーゴは、乗り心地やハンドリング、静粛性など、走行性能が従来の軽商用バンのイメージを大きく覆す仕上がりとなっている。乗り心地やハンドリングは、軽スーパーハイトワゴンのタントと比べても遜色ないレベルと感じた。

これだけの快適性を備えていれば、商用車としてだけでなく、プライベートとの兼用にも十分対応できる。広大な荷室を生かして車中泊やアウトドアレジャーにも活用しやすく、趣味の荷物をたくさん積んで快適に移動できる点も魅力だ。

なお、乗用モデルのe-アトレーは、さらに静粛性が高められているという。

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