本記事では、車中泊におすすめの軽自動車やSUV、ミニバン(1ボックス含む)をご紹介します。車両価格の安さや一人・ファミリーでの使用などを踏まえて車種を厳選しました。また、車中泊用の車選びのポイントや適するボディタイプ、グッズやルールについても解説します。
車中泊用の車選びのポイント
車中泊用の車選びは、以下の4点を基準に判断するのがおすすめです。
▽ポイント(1)車内の広さと積載性
車選びでは、室内寸法や荷室容量の大きい車を選びましょう。1~2人での車中泊なら、無理に大きな車を買う必要はありません。それでも、できる範囲で長さ・幅・高さのある車を意識してください。寝るスペースとしては、長さは身長に合わせて1600~1900mm、幅は1000~1400mm程度あると良いです。
また、積載性に関しては、フルフラット時でも荷物を置ける「ラゲッジアンダーボックス」がある車もおすすめです。
▽ポイント(2)フルフラットになるか
寝る際は、普通車なら後席、軽自動車なら前席と後席を倒して利用するのが一般的。このときに、荷室や座席間の段差ができない(=フルフラットになる)車種だと寝やすいです。段差があってもマットやクッションを使えば寝られますが、フルフラットならこうした荷物も減らせます。
▽ポイント(3)AC電源の有無
AC電源(アクセサリーコンセント)があれば、電気ケトルやスポットクーラーなどの家電を使えます。特に、AC100V/1500Wに対応していると便利です。ただし、車にAC電源がない場合もポータブル電源などを使う方法があります。
▽ポイント(4)オプションの豊富さ
車中泊を意識して開発されている車種では、カーテンやタープ、フルフラットにするためのクッションなど、多くのアクセサリー・オプションが用意されています。
また、こうした車種は社外品も充実していることが多く、自分好みにカスタムしやすいです。
車中泊に適するボディタイプ
車中泊に適するボディタイプとしては、軽自動車やSUV、ステーションワゴン、ミニバン/1ボックスが挙げられます。それぞれの特徴は以下の通りです。
▽(1)軽自動車/コンパクトカー
軽自動車やコンパクトカーでも、N-BOXやタントなどの「スーパーハイトワゴン」、商用ベースの「バン」、あるいはルーミーなどの「トールワゴン」であれば、1~2人での車中泊を楽しめます。
スーパーハイトワゴンや軽バンの多くは室内高が1400mmほどあり、小学校低学年くらいまでの子どもなら立つこともできます。高さがある分だけ荷物も積みやすいです。
▽(2)SUV
SUVは悪路走破性を備えているので、山道など悪路を走る場合におすすめです。7人乗りなどミドルサイズ以上の車種を選べば寝るスペースを確保しやすく、荷物も多く載せられます。1~2人での使用なら、コンパクトSUVでも車中泊が可能です。
▽(3)ステーションワゴン
本記事では具体的な車種を紹介しませんが、ステーションワゴンもおすすめのボディタイプです。走行安定性や燃費性能、積載性に優れ、フルフラットになる車種も多いです。室内高は低いですが、1~2人で長距離移動するには良いパートナーとなるでしょう。
▽(4)ミニバン/1ボックス
子どもも含めたファミリーなど3人以上で車中泊するのであれば、基本的にはミニバン/1ボックスがおすすめです。大型のSUVを選ぶ方法もありますが、ミニバン/1ボックスの方が室内の広さを確保できます。1~2人で快適に車中泊するならコンパクトミニバンを、3人以上ならミドルサイズミニバン以上を選びましょう。