大学1年生の娘を持つ静岡県在住のYさん。今年、娘は東京の大学に進学し、一人暮らしを始めました。
離れて暮らすようになってから、帰省するたびに娘の変化に驚かされているといいます。
「帰ってくるたびに派手になっているんです。ヘアカラーは毎回違うし、ネイル、カラコン、まつ毛パーマも当たり前です」
高校生までは、どちらかというと地味な優等生タイプ。ところが東京での大学生活が始まると、服装もメイクも一気に自由になりました。
おしゃれだけじゃない、大学生女子の出費
もちろん、お金がかかるのは美容だけではありません。
流行りの洋服が欲しい。バッグも靴も欲しい。友達とカフェ巡りをしたり、サークル仲間と温泉に出かけたりと、大学生ならではの楽しみも増えました。
「バイトもしているようですが、これだけお金を使っていたら、到底足りないと思います」
そこで帰省すると始まるのが、母娘の買い物です。
「カラコンが必要」「これが欲しい」と言われ、一緒に店を回れば、カラコンやコスメ、雑貨などが次々とカゴの中へ。東京へ戻る頃には、かなりの荷物になっています。
「帰省というより、買い出しみたいです」
さらに、娘にはもう一つ、お小遣いを確保する方法があります。それが、同じ静岡県に住む祖父母の家を訪ねることです。
祖父母に顔を見せに行き、帰ってくると、なぜか少し嬉しそう。どうやら、こちらでもしっかり「お小遣い」を確保しているようです。
「一人暮らしを頑張っているし、久しぶりに帰ってきたと思うと、つい財布を開いてしまいます」
「もし息子だったら、何に使うの?」
そんな娘を見ていると、Yさんにはふと疑問が浮かびます。
「もし娘ではなく息子だったら、何にこんなにお金がかかるんでしょう」
男子大学生なら、友達との飲食代、ゲームの課金、趣味の道具などでしょうか。
「女子は本当に、いくらお金があっても足りないなと思います」
とはいえ、娘の友人には、それほどおしゃれにお金をかけない子もいるそうです。
「娘は特におしゃれに夢中になっているので、個人差は大きいんでしょうね。次に帰ってくるときは、どんな髪色になっているのか、今から気になります」
東京で自由を満喫する娘。一方、地元では次の帰省に備え、母は財布のひもを少しだけ固く締めるのです。