お笑い芸人の藤井隆さん、タレントの井上咲楽さんが司会を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい!」(毎週日曜、午後12時55分~)。9月13日放送回の舞台は、長野県南部の阿智村です。
満天に広がる“日本一の星空”にMC2人もうっとり
四方を山に囲まれた人口約6000人の村に、年間130万人以上もの観光客が訪れるそうで、その人気の理由の一つが、“日本一の星空”です。MC2人は昼神温泉の足湯を楽しんだあと、星空観賞で知られる高原リゾート「ヘブンスそのはら」へ向かいます。
2006年、環境省から「星が最も輝いて見える場所」に認定された阿智村。ロープウェイで標高1400mの展望スポットへ上がると、当初は曇り空だったものの、夜8時のライトダウンとともに雲が晴れ、頭上には満天の星空が!春の北斗七星、夏の大三角や天の川、秋のカシオペア座まで同時に見える夜空に、MC2人も感動です。村には、日本一の星空をデザインしたオリジナル婚姻届もあり、全国誰でも使用できるそうです。
夫は地元で金物店経営&隣町のタルト店でパティシエ
そんな阿智村の村制70周年を記念して、今回は番組を現地で出張収録。「ヘブンスそのはら」のイベントスペースに、村で暮らす新婚夫婦が登場します。
夫は阿智村で唯一の金物店を営みながら、土日は隣町・高森町のタルト専門店でパティシエとして働く二刀流。高校卒業後に東京の専門学校へ進み、そのままパティシエとして経験を積み、10年前に地元へ戻りました。この日は阿智村産の和梨「幸水」とチーズムースを合わせたタルトを持参し、藤井さんも「すごい合う。おいしい!」、咲楽さんもその相性を絶賛です。収録には妻の両親と、夫が所属する阿智村消防団も応援に駆けつけました。
幸せいっぱいの2人ですが、出会いのきっかけには“地方ならでは”の事情がありました。2人とも阿智村ではなかなか出会いがなかったといい、昨年の村の婚姻数もわずか16件。そんな中、8年前、当時26歳だった妻のもとに、以前の合コンで知り合った男性から久しぶりに「合コンしないか」と連絡が届きます。期待を胸に参加すると、そこにいたのが夫でした。
ピンチにユーモアで立ち向かう夫に藤井「グッとくる」
番組では、当時の合コンを阿智村役場の協力で再現。男性3人を前に、妻は正面に座る夫を「顔はいいけど、ちょっと暗そう」と思い、むしろ隣の男性がタイプだったとか。しかし、乾杯で夫が突然、髭男爵ばりに「ルネッサ~ンス!」。思わず妻も一緒にやってしまい、“暗そう”という第一印象が少しずつ崩れていきました。
さらに会計時、夫が取り出した財布は、まさかの封筒。その日の朝、実家の金物店に空き巣が入り、財布を盗まれていたというのです。それでも「約束していたから」と合コンに参加した夫に、妻は「よく合コン来たよね」と驚きつつも、“誠実で面白い人”と好印象に。藤井さんも、ピンチのときにユーモアを持って立ち向かう姿に「ちょっとグッとくる」と感心します。
夫の職業を知った妻“キュン”→交際スタートも…
ところが、3次会のカラオケでさらなる衝撃が…。盛り上がる中、夫が突然、妻の隣へ移動し、「実は内緒にしてることがあるんだ。謝らなければいけないこと」と告白。続けて明かしたのは、男性参加者3人のうち独身なのは自分だけで、ほかの2人は既婚者だったという事実でした。何も知らなかった妻は「ええ~~~!!!」と絶叫。しかも、夫がその事実を伝えたのは妻だけ。すでに「一番いいな」と思っており、妻を傷つけたくない思いもあったといいます。
衝撃続きの合コンでしたが、夫がパティシエだと知ったことも妻の“キュン”につながり、やがて交際がスタート。しかし、結婚までには6年を要しました。妻が20歳のころ、母が熟年離婚し、大変な思いをする姿を見ていたため、結婚にいいイメージを持てずにいたのです。
結婚へのマイナスイメージ変えた妻の新しい父
そんな妻の気持ちを変えたのが、母の再婚相手である新しい父でした。妻が「めちゃくちゃいい人」と語る父は、一緒に暮らしていたころ、妻のために蔵を壊して専用の部屋まで用意してくれたのです。その言葉を収録会場で聞いた父も、「めちゃめちゃうれしい」と感激。さらに2人が付き合い始めたころには、娘の相手がどんな人物なのか気になり、買う物もないのに夫の金物店へ“偵察”に。真面目な接客ぶりを見て「こいつならいいな」と感じたといいます。
母が再婚後に幸せそうに暮らす姿と、新しい父の存在に触れ、「結婚って悪くないかな」と思えるようになった妻。6年の交際を経て、自ら夫へ逆プロポーズします。夫も「もっと幸せにしてあげよう」とその場で快諾し、2人は2024年に結婚しました。
フリーズドライとうもろこしを視聴者に
番組終盤では、阿智村の絶品グルメも紹介します。365日毎朝開かれる「昼神温泉朝市」を村長の案内でめぐり、五平餅などを堪能。さらに登場するのが、標高約1200mの浪合地区で育てられ、昼夜の寒暖差で糖分を蓄えた「なみあいとうもろこし」です。深夜に収穫したとうもろこしをフリーズドライにした人気商品は、藤井さんも「お菓子みたい」、咲楽さんも「甘い!」と驚くおいしさでした。番組では、このフリーズドライとうもろこしを視聴者に進呈する企画も!