リサイクルショップで一目惚れして購入した、40年近く前のアラレちゃんの腕時計が、今も問題なく動いています。文字盤には『Dr.スランプ』の作者・鳥山明さんの名前をローマ字で記した「AKIRA TORIYAMA」の文字もあります。写真をXに投稿したところ、91.4万回以上表示され、「懐かし過ぎて泣きそうです」「これ…!子どものころ持ってました」といった声が寄せられています。
投稿したのは、『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』など、鳥山さんの作品に関連するフィギュアやグッズを集めているjm'ダン(@JmPbdan35707)さんです。
「リサイクルショップで見つけて一目惚れして買ったアラレちゃんの時計」「盤にAKIRA TORIYAMAってあるから、多分、多分絶対に鳥山先生のイラスト!(だと信じている)」と、写真を添えて投稿しました。
投稿された写真には、赤いベルトと銀色の丸いケースを組み合わせたデジタル式の腕時計が写っています。中央の液晶画面を囲むように、左下には飛行機に乗ったアラレちゃん、左上にはアラレちゃんの仲間・ガッちゃんが描かれています。右側にいるのは、物語の中でアラレちゃんを作った発明家・則巻千兵衛博士です。
文字盤の上部には「ALBA」、下部には作品名を示す「Dr.SLUMP」のロゴも見えます。ALBA(アルバ)は、現在セイコーウオッチが展開するブランドです。投稿者によると、この腕時計は40年ほど前のものだといい、現在も問題なく動いているそうです。
「現に40年近く経った今でも問題なく普通に動いているのは、さすがSEIKOさんといったところです」
投稿者は、鳥山さんのイラストが好きで、レトロな雰囲気も相まって時計に一目惚れしたと振り返ります。
「もともと鳥山先生のイラストが大好きでしたので、このレトロ感も相まって一目惚れしてしまい、気づいたら手に取っていました」
なかでも気に入っているのは、則巻千兵衛が描かれている点です。
「全体のビジュアルで感動したのは、何といっても則巻千兵衛さんが描かれているところです。正直、これが一番の購入ポイントでした」
投稿者によると、こうしたキャラクター商品では、アラレちゃんとガッちゃんだけが描かれることが多く、則巻千兵衛も加わっているデザインは珍しいといいます。
投稿には、時計を懐かしむ声や、現在も動いていることに驚く声が寄せられました。
「懐かし過ぎて泣きそうです 持ってました 爆弾ゲームみたいなのいつもやってた!」
「これ…! 子どものころ持ってました」
「可動品、状態もよく素敵ですね!」
文字盤には、ゲーム機能があることを示す「GAME」の表記もあります。投稿者は、Xに寄せられたコメントから、簡単なゲームで遊べる腕時計だったことを知ったそうです。
「ただの時計ではなく、こうした遊び心があるのは、とてもおもしろいと思いました。ただ、やり方がよく分からず、いまだに遊べていません(笑)」
文字盤の下部には「AKIRA TORIYAMA」と記されています。
「AKIRA TORIYAMA」は、『Dr.スランプ』の作者・鳥山明さんの名前をローマ字で表したものです。投稿者は、この表記などから鳥山さん本人が描いたイラストではないかと考えていましたが、実際に鳥山さん自身の作画なのかは、現在も判断できていないといいます。
「これが鳥山先生が描いたイラストなのか、今もよくわかっていません。盤に名前はありますが、リプで有識者の方が、これは鳥山先生のイラストではないという見解をされていました」
「ファンとしては、この独特なタッチは鳥山先生が描いたものではないかと思っています。半分は希望も含まれていますが」と明かしました。
投稿者は普段からリサイクルショップを訪れ、掘り出し物を探しています。見つけるコツは、「乱雑に置かれたカゴの中や、端のほうでほこりをかぶったものをよく観察すること」だそうです。
「店員さんも、すべての商品を把握できているわけではありません。意外とほかの商品と一緒に置かれていることもあります」
今回の腕時計のような品との思いがけない出会いも、リサイクルショップめぐりの楽しみの一つだと教えてくれました。