東京観光でバスに乗った女性が、運賃箱にお札を入れました。すると運転手から「つ!り!せ!ん!」の声が。地元で利用しているバスとは違う支払い方法に戸惑った体験が、Xで786万回以上表示される反響を呼びました。
投稿したのは、アラサー主婦の「みゅー」(@MiuTravels)さん。「東京のバス『両替』じゃなくて『勝手に運賃引かれてお釣りが出るシステム』なの初見殺しだよね」とつづった当時の状況や、地域によって異なるバスの乗り方について聞きました。
みゅーさんが普段利用している地域のバスは、後ろから乗車し、前から降車。交通系ICカードなら乗車時にタッチし、現金の場合は乗った停留所を示す整理券を取って、降りるときに距離に応じた運賃を支払います。
東京を訪れたのは観光目的。「前から乗ることと、先に支払いをすることは分かっていましたが、釣り銭システムまでは調べきれていなかったです」とみゅーさん。このときは、地元でしか使えない交通系ICカードしか持っておらず、現金で支払いました。
両替するつもりでお札を入れ、さらに運賃を払おうとしたところ、運転手から飛んできたのが「つ!り!せ!ん!」の声でした。「5〜8回ほど叫ばれました。最初からキレてましたが、だんだん大きな声で荒ぶりながら怒られました」といいます。車内には10人ほどの乗客がいましたが、何度も運転手の声が響く中、誰も口を開かずシーンとしていたそうです。
前払いの運賃箱は、お札を入れると自動的に運賃が差し引かれ、残りが釣り銭として出てくる仕組みです。運転手は「釣り銭を受け取ってください」と伝えていたのでした。みゅーさんがようやく状況を理解したのは、何度目かの「つ!り!せ!ん!」でした。「釣り銭方式を見たことがなく、最初はなぜ『釣り銭』と叫んでいるのか分かりませんでした」と振り返ります。投稿でも「ここまで違うとは知らなくって」と当時の戸惑いをつづっていました。
その後は下を向いて急いで着席し、「恥ずかしさでずっとソワソワしていました」というみゅーさん。車内中に声が響いていたため、とにかく目立ってしまった感覚があったそうです。「『釣り銭』だけでなく、一文にしてもらえれば一発で理解できたのになぁ」と話します。
バスの乗り方は全国共通じゃない…寄せられた共感の声
投稿には、「東京に限らずバス会社ごとにバラバラでビビる」「先払い、後払い、整理券、Suicaタッチの位置が違ったり…」「バスほどよくわかんない公共の乗り物はない」といった共感の声が届きました。「全員がやり方知ってるわけじゃないんだから、優しく教えればいいだけなのに」と、運転手の対応に疑問を寄せる人もいます。
また、「東京ですが、同じ会社の路線バスの停留所が並んでる中、一路線だけ料金後払いの整理券方式があります」といった声や、「今後、完全キャッシュレス化になる」といった情報も寄せられていました。みゅーさん自身も反響を通して、「バス会社ごとに全国でさまざまな方式があることをそこで知り、勉強になりました」と話します。
同じように支払い方法で迷った経験を持つ人や、釣り銭方式そのものを知らなかった人も少なくありませんでした。みゅーさんは「共感させていただきました」といいます。中でも印象に残ったのは、「つ!り!せ!ん!」が「ば!く!れ!つ!」に似ているというコメント。「そこは笑いました(笑)」と、思わぬ反響も楽しんでいます。
両替のつもりで入れたお札から広がったのは、全国のバス事情でした。同じバスでも、地域や会社によって乗り方はさまざまなようです。