子どものころに「勉強ってなんのためにするんだろう?」と考えた人は多いでしょう。B.B軍曹さんのInstagramの投稿『なぜか壁を越えられる人の考え方』は、そんな「勉強する意味」について考えさせられ、共感を集めています。
それは、作者が親戚の子どもの宿題を見ていたときの出来事です。作者は彼から「なんで勉強って必要なの?」と質問されました。実際に、勉強ができなくても有名になった人はいるため、勉強する意味がないと訴える彼の言葉に、作者は何も答えを持ち合わせていませんでした。
その後、作者は帰宅してからも「勉強する意味ってなんだろう」と考え続けていると、夫が「勉強は試験のためだけじゃない」と話しはじめます。たとえば、嫌なことがあったとき「なんだかモヤモヤする」「なんとなくムカつく」と感じても、自分がなぜ傷ついたのか、何に腹を立てているのか、うまく説明できないことがあります。しかし、さまざまな言葉や考え方を知っていれば、「自分はこういうことに傷ついていたんだ」と苦しかっただけの感情に、自分で名前をつけられるようになるのです。
さらに、勉強して知識を身につけることは、自分を守ることにもつながります。契約やお金、仕事、健康などの知識を身に付けないままでいると、相手から言われたことが正しいのか判断できない場合があります。もしも困ったことがあっても、それがどのようなものか知っていれば、対処法なども自分で判断できるようになるのです。
夫が語る「知らなかった選択肢に気づいて、自分の人生を自分で選べるようになるためにするもの」という勉強の意味を聞き、作者は勉強する意味について、これまでと少し違った見方ができるようになったのでした。
読者からは「人生で1番刺さった!いままでイヤイヤやっていた勉強が今報われた気がした」「これは目から鱗。生き方のバリエーションを増やすための勉強と思うと、なんでも楽しく感じる!」などの声があがっています。そんな同作について、作者のB.B軍曹さんに詳しく話を聞きました。
言葉を知ることで、自分の気持ちも理解できる
ー親戚のお子さんから「勉強って必要なの?」と聞かれたとき、軍曹さんご自身は最初、どのような答えが思い浮かんでいたのでしょうか?
最初は「将来の選択肢を増やすためかな」と思いました。でもそれだけでは少し弱い気がしたんです。というのも私がそれを言われても多分小さい頃であればイマイチしっくりこなかったと思うので。髭と話していて、勉強は肩書きを得るためだけではなく、困ったときに自分で考え、判断するための道具を増やすことなんだと腑に落ちました。ちなみに今自分で事業をする身になって、勉強してきてよかったことをつくづく考えさせられる場面は正直多いです(苦笑)
ー「感情に名前をつけられるようになる」という考え方がとても印象的でした。軍曹さんご自身も、言葉や知識を知ったことで、初めて自分の気持ちを理解できたような経験はありますか?
あります。子どもの頃は「ムカつく」「なんか嫌だな」で終わっていたことも、言葉の使い方を知ると「軽く扱われて悲しかったんだ」と整理できるようになりました。感情に名前をつける=(言い方はあまり良くないのですが)ラベリングすることで初めて言語化というものがやりやすくなるんだと思います。
ー旦那さんのお話を聞いて、「勉強って必要なの?」と子どもに聞かれたら、どのように伝えてあげるのがいいと思われますか?
今なら「勉強は人生で選べる答えを増やすためにするもの」と伝えたいです。知らないと我慢するしかなかったことも、知っていれば調べたり、相談したり、別の方法を選べる。知識は自分や大切な人を守るための選択肢を増やしてくれるものだと思っています。
<B.B軍曹さん関連情報>
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