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「こんなばんそうこうがあったら怪我したい」!? 美大生が斬新デザイン、貼るとまるで傷口にモザイク 「欲しい」「商品化して」

山岡 もと子 山岡 もと子

貼ると、傷口にモザイクがかかったように見える――。そんなユニークなばんそうこうを美大生が作り、Xで注目を集めています。

「ばんそうこうがモザイク柄だったら、面白いかなと思って作ってみた」という一文とともに、モザイク柄のばんそうこうを貼った腕の写真を投稿したのは、21歳の美大生「イ7」さん(@if_life_s2)。大学でデザインを学び、普段は写真を使った作品や映像を制作しているそうです。モザイク柄のばんそうこうを制作した経緯を聞きました。

パッケージまで作ったばんそうこう「mosaix」に「欲しい」の声

Xに投稿された写真には、パッド部分が赤いモザイク模様になったばんそうこうが写っています。腕に貼ってみると、まるで傷口にモザイク処理が施されているようです。

イ7さんはばんそうこうだけでなく、パッケージまで制作しました。商品名の「mosaix」は「モザイク」に、未知や見えない、正体不明といった意味を持つ「X」を組み合わせたもので、読み方は「モザイク」です。

投稿は大きな反響を呼び、「欲しい」「商品化してほしい」と商品化を期待する声が相次ぎました。中でもイ7さんの印象に残ったのが、「こんなばんそうこうがあったら怪我したい」というコメント。「作る上での目標が達成されたような感じがしてうれしかった」と振り返ります。

一方、「傷がもっと酷く見える」「ちょっとグロい」といった感想も寄せられました。

授業の課題「日常をよりよくするデザイン」で制作

このばんそうこうは、大学の授業で出された「日常をよりよくするデザイン」という課題で制作したものです。

「けがをしたときにくるマイナスな気持ちをポジティブでユニークなものに変えられたら、日常が少しだけ良くなるんじゃないか」。イ7さんの、そんな思いが出発点でした。

素材には、マットタイプの透明シール用紙を使用しました。市販されている透明タイプのばんそうこうに、見た目の質感が一番近いと感じて選んだそうです。

デザインは当初、実際の傷の写真にモザイク処理をして制作していましたが、途中でデザイン制作ソフト「Illustrator(イラストレーター)」のパスを使い、ピクセルを一つ一つ作る方法に切り替えました。肌なじみを良くしてモザイクをよりきれいに見せるため、透明のばんそうこうを想定することにしたからです。透明だと肌に貼ったときに下の肌が透けるため、1ピクセルごとに調整する必要がありました。モザイクの粗さは、肌に貼ったときのバランスを見ながら感覚的に決めたといいます。

完成したばんそうこうを腕に貼ってみると、「思ったよりモザイクでびっくりして、すぐ友達全員に見せました!」。友人たちからも好評だったそうです。

「実際に使えるものを作ってみたい」商品化への期待

「課題で作った妄想の工作を何の気なしに投稿したので、思ったよりいろいろな方々が見てくれて、もっとちゃんとした写真を載せればよかったと思いました(笑)」とイ7さん。大学で発表するだけでは、これほど多くのフィードバックを得ることはできなかったとして、「今回Xに投稿したことで、とても良い勉強になりました」と話します。

欲しいという声が多く寄せられたことから、「私も実際に使えるものを作ってみたい」と検討を始めています。ただ、シートの素材選びで苦戦しているそうで、現在は透明タイプのばんそうこうを扱うOEM工場(他社ブランドの製品を製造する工場)を探している段階です。

「この記事を読んでいる方で、日本にある透明タイプのばんそうこうを取り扱うOEM工場などをご存じの方がいらっしゃいましたら、私のDMまで連絡いただけたらとてもうれしいです」と呼びかけています。

<イ7さん関連情報>

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