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男女3人をつなげた生命体 「ムカデ人間」が縁となった憧れ女優Sとの熱烈ハグ “先頭”演じた日本人俳優のモテ期

石井 隼人 石井 隼人

再び観てほしい、そして再会したい。憧れの美女優Sに。

ヨルノミセムカデ

人間の口と肛門を繋げて究極の生命体を創る。そんな願望を抱くマッドサイエンティストが、男女3人を繋げて人間ムカデをクリエイトする。

奇想天外過ぎる内容から世界中でブームを巻き起こしたカルト映画が、『ムカデ人間 4K』(8月21日公開)として再び上映。日本公開15周年という節目に旧作がクリアな映像で蘇る。

「まさかの4Kデジタルリマスター。しかも15年前以上の規模で劇場公開されるという状況。最初にその話を聞いた時は、信じられないというかドッキリなのではないかと思いました。『ムカデ人間』に関わってくれた色々な方々のパッションが重なって、ここまでたどり着いた感があります」

そう感慨を込めるのは、ムカデ人間の先頭という大役を務めた日本人俳優の北村昭博(47)。ハリウッドを拠点に活動する個性派で、劇中では関西弁のヤクザ・カツローを熱演している。

漫画家やくみつるとワイドショーで口喧嘩する亀田三兄弟の父・史郎をヒントに演じたカツローは、各国で大ウケ。撮影当時28歳だった北村は“ムカデの日本人”として本作をきっかけに米国での知名度を上げ、人気ドラマ『HEROES/ヒーローズ』にもゲスト出演した。

サイカイネツボウムカデ

日本でも吹いたムカデ旋風。来日時にはムカデモテ期を経験したらしい。

「夜の世界で働く女性で『ムカデ人間』を観ている方は意外と多くて。お偉いさん方にお付き合いで連れて行かれた夜のお店で僕がムカデ人間の先頭である事が明かされると『え!?あの日本人!?観たことある!うれしい!好き!』と大騒ぎ。本当にワー!キャー!でした」

憧れの女優Sとも『ムカデ人間』を通して意気投合したというのだから凄い。

「複数人での食事の席にSさんもいらして。最初は僕を『この人誰…』と思っていたようですが、会終了直前に『実は僕がムカデです』と打ち明けた瞬間『うわ!1週間前に観たばかり!』と大興奮。そこからSさんのテンションは爆上り。役者同士の会話ができました。Sさんは演技に対してガチな方で、飾らずとても真面目。考え方は海外の俳優に通じるものがあるなと思いました。別れ際にはハグまでしてくれて。ムカデで良かったと心底思いました」

大感激のハグの後、本物のムカデに噛まれた経験を持つ地元の親友にすぐに電話で自慢したという。

そんな甘酸っぱい思い出を胸に、北村は最近活動を再開したSにこう呼び掛ける。

「是非とも公開初日に、というか僕が来日舞台挨拶をする回に観に来てください。あの時に語り合った情熱を、僕たち2人の目の輝きを、15年ぶりに思い出しませんか?…お会いしたのはたった一度だけですが」

奇跡の再会ムカデとなるか。

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