近年、夫婦双方の合意のもとで配偶者以外との親密な関係を認める「オープンマリッジ」という考え方が話題にのぼることが増えています。既婚者向けマッチングアプリ『既婚者クラブ』を運営する株式会社リンクス(東京都港区)が実施した調査によると、既婚女性の約4割がオープンマリッジに何らかの理解を示していることがわかりました。
調査は、全国の30〜50代の既婚女性500人を対象として、2026年5月にインターネットで実施されました。
まず、「オープンマリッジに対する受け止め方」について尋ねたところ、「まったく理解できない」(58.2%)が最多となり、過半数の既婚女性にとっては受け入れがたいテーマであることがわかりました。
しかし注目したいのは、「夫婦で合意しているなら恋愛関係も理解できる」(15.2%)や「恋愛関係は難しいが、心の支えがいることは理解できる」(26.6%)など、約4割の既婚女性が何らかの形で理解を示しているという点です。
「手放しで賛成」というわけではなく、「心の支えとしてならわかる」という条件付きの共感を含めると、決して一部の極端な意見だけとは言えない広がりが見えてきます。
また、「夫一人に、会話・理解・承認・ときめきのすべてを求めること」についての考えでは、実に47.2%の女性が「現実的ではない」と回答。
「パートナーを愛しているけれど、自分のすべての感情やニーズを一人で満たしてもらうのは難しい」と感じている女性は、オープンマリッジへの賛否に関わらず多く存在するようです。
では、既婚女性たちは日常生活の中で、どのような感情が不足していると感じているのでしょうか。
この質問に対しては、「日常から少し離れた刺激やときめき」(34.8%)、「妻や母としてではなく、一人の人間として尊重されること」(27.6%)、「本音を否定されずに聞いてもらうこと」(25.0%)など、日々の暮らしの中で後回しにされがちな“心の充足”が上位に並びました。
最後に、「仮に自分が配偶者以外に心の支えや会話相手を持つとしたら、どのような関係性なら最も受け入れやすいですか」と尋ねたところ、「趣味や価値観を共有できる関係」(27.6%)や「悩みや本音を安心して話せる関係」(25.0%)が上位に挙がり、「恋愛感情がありつつ一線を越えない関係」(3.9%)は少数派にとどまりました。
「誰かと恋愛がしたい」というわけではなく、「妻」「母」という役割の重荷をすこし降ろして、自分らしく話せるサードプレイス(第三の居場所)や友人を求めている様子がうかがえました。
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【出典】
▽既婚者クラブ/オープンマリッジは理解できる?既婚女性500名に聞いた「配偶者以外に求める関係性」のリアル
https://kikonclub.com/questionnaires/25