夏本番の炎天下での作業やイベントなど、熱中症への警戒が欠かせない季節です。手軽な熱中症対策として「塩分タブレット」を日常的に取り入れている方も多いのではないでしょうか。しかし、実はよかれと思って食べている塩分タブレットも、使い方を一歩間違えると逆効果になってしまうのだそう。自衛隊東京地方協力本部(@tokyo_pco)の公式Xが投稿した熱中症対策のアドバイスが約5.2万回再生され、注目を集めています。
「塩分タブレットだけ」はなぜ危険?
投稿内の動画によると、塩分タブレットを食べる際は、必ず「お水」もセットで一緒に飲む必要があるとのこと。
▽塩分タブレットだけ食べた場合
塩分タブレットだけ食べても、熱中症対策にはなりません。むしろ、塩分だけだと水分不足が進み、熱中症のリスクがUPしてしまいます。
▽水分+塩分を同時に摂取した場合
必ず水分も一緒に摂ることで水分が保たれ、熱中症を防ぐことができます。
私たちの腸には、ナトリウム(Na⁺)とブドウ糖(糖)を一緒に取り込む仕組みがあります。この2つが合わさって一緒に体の中へ吸い込まれるとき、水(H₂O)も一緒に効率よく吸収されるという性質を持っています。市販されている塩分タブレットに、ナトリウムやブドウ糖(糖)がバランスよく配合されているのは、このためです。だからこそ、タブレットを食べるときは「お水も一緒に飲む」ことで、初めてその水分吸収効果を最大限に発揮し、熱中症を防ぐことができます。
この投稿に対し、「こまめに両方摂取してました」というコメントだけでなく、「水まで一緒に飲んでなかった」「タブレットは飴ちゃん感覚で摂ってました」「現場の休憩所に常備してますが、水を飲まずにオヤツ感覚で食べる人が多いです」という声も多く寄せられました。
自衛隊直伝!自宅で作れる「簡易的な経口補水液」
動画内では、自宅にあるもので作れる「応急的な経口補水液」のレシピも特別に紹介されています。
▽作り方
・水……500ml
・塩……1.5g
・上白糖……20g
・柑橘系果汁……適量