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京都のボランティア、能登地震支援に一区切り 被災地訪問20回「何が必要か問いかけの連続だった」

京都新聞社 京都新聞社

 能登半島地震の被災者に笑顔になってもらおうと、京都府綾部市の災害ボランティア「チーム綾部」が石川県珠洲市などの被災地を2年余りの間に20回訪れ、復旧作業に取り組むとともに娯楽イベントを開催してきた。復興が一定進んだことから、6月20~21日の活動で区切りを付けた。メンバーは「被災地は刻一刻と状況が変わる。何が必要なのか問いかけの連続だった」と振り返る。

 チーム綾部は、綾部市が2023年8月の台風被害で支援を受けた恩返しをしようと、24年2月に市民5人で活動を開始。綾部市の復旧に携わり、珠洲市で支援活動を行う愛知県春日井市の「災害ボランティア愛・知・人」の指示の下、被災地で活動を展開した。

 活動の輪が広がり、兵庫県を含む10~70代の男女20人がチームに参加し、珠洲市の被災現場や仮設住宅、公民館などを1~2カ月に1回、訪問した。炊き出しや被災家屋からの家財の運び出し、倒れたブロック塀の解体に励んだ。復旧が少しずつ進む中で、寄席やシャボン玉ショーを開くなど娯楽の提供にも力を入れ、被災者との交流も重ねた。

 最後の訪問では、珠洲市内の3公民館で「珠洲きずな寄席」を実施。桑井登志子代表(71)は「被災者の笑顔を原動力にしてきた。現地での活動を通して、私たちも楽しませてもらい、励みになった」と語った。

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