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家の階段いっぱいに張り巡らせたトラップ 9歳息子の「足止め工作」に母仰天 2階で何を… 「スケールがすごい!」「ちゃんと考えて作られてる」

山岡 もと子 山岡 もと子

自宅の階段が無数のひもで塞がれている1枚の写真が、Xで話題になっています。投稿したのは「トリッシュ」さん(@torish935)。「結界が張られてる」と添えて写真を紹介しました。仕掛けたのは、どうやら9歳の息子さん。「トリッシュ」さんに当時の状況を聞きました。

ある日、ふと目をやると、2階へ続く階段に縦横にひもが張り巡らされていたとのこと。家中から集めたひもでくみ上げられた結界を前に、「トリッシュ」さんは「息子9才よ、2階で悪さをしておるな」と勘づきます。

息子さんは壁紙に直接ガムテープを貼ってひもを付けており、結界を解くには、テープを1本ずつゆっくり剥がすしかなかったそう。

実は、息子さんの“足止め工作”はこれが初めてではありません。以前はマキビシ(追ってくる相手の足止めのために地面にまく、とげのある忍者道具)を階段にまいていたものの、あまり時間稼ぎにはならず、今回はひもの結界へと“進化”させたようです。それでも息子さんをとがめるのではなく、締めくくりは「おヌシ、成長したな」でした。

この親子の攻防をつづった投稿には、「アートですね…カッコいい(褒めてすみません)」「ちゃんと考えて作られてる!」「結界とはスケールがすごい!!」など、息子さんの想像力や、やり抜く力を褒めるコメントが寄せられました。

また、「叱らず、成長したなと言えるなんて素晴らしい」「ママ寛容すぎて見習いたい」など、「トリッシュ」さんの対応に感動する声も多く集まりました。いいねは7500件以上、表示回数は107万回を超えています。

トカゲをはわせたり、集めた草で巣を作ったり…

「トリッシュ」さんによると、息子さんは工作や絵を描くことが大好き。生き物全般をこよなく愛する一面もあり、“単純明快・明朗快活”な性格だといいます。

「トリッシュ」さんがひもを解きながら階段を上がっていると、2階から「こっち!こっち!」と何かを逃がすような声が聞こえてきたといいます。

「そっとのぞくと、公園に落ちてた枝にトカゲをはわせて遊んでいました」

寄せられたコメントには、ハサミを使えばよいとの意見もありましたが、「トリッシュ」さんは10分ほどかけて丁寧に解いたといいます。

「娘が編んだひもとかもあり、切るのはもったいないから、ゆっくりガムテープを剥がしながら解きました。ガムテープは貼ったばかりだったので、壁紙はさほど傷みませんでしたよ」

約3年前のマキビシは、息子さんが階段一面にまき散らした、おもちゃのダイヤモンドでした。足の踏み場もないほどだったといいます。「トリッシュ」さんがそこを通り抜けた先の部屋では、息子さんが公園で集めた草などを箱に入れ、何かの巣を作っていたそうです。

「トリッシュ」さんは、息子さんの“悪さ”については、毎回楽しんで見守っていると語ります。

「悪巧みとはいえ、工夫が凝らされているし、本人の成長も感じます。家の中で息子が思いついてやっていることには特に対策も練っていません」

子育てのなかで心がけているのは、親子で何でも話しやすい環境を作ること。子どもたちをよく見てよく褒め、たくさん話を聞くことを大切にしているそうです。同じように子育てをする人たちからの反響は、育児の励みになったといいます。

「一般家庭での育児や家事はとても地味な仕事です。こうして拡散されることはとてもうれしく思いました」

数年後・数十年後も親子で思い返して笑い合えそうなワンシーンに、心温まった人も多いはず。これからも続くであろう「トリッシュ」さん親子の攻防に注目です。

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