防草砂を敷くなら、厚さはどのくらい必要なのでしょうか。カインズの「撒くだけで防草できる人工砂」には、施工の目安として5〜10cmの厚さが示されています。そこで、実際に5cmと10cmに分けて施工し、半年後の状態を比較した検証が注目を集めています。
10cmのエリアでは雑草が見当たらなかった一方、5cmのエリアでは隅に小さな雑草が生えていました。ただし、それ以外の場所では5cmでも雑草は見られず、投稿者は「全体的には十分に機能している」としています。では、なぜ隅だけに雑草が生えたのでしょうか。実際に半年間使って分かったことや、施工する際の注意点を聞きました。
投稿したのは、庭づくりの様子を発信している「しかちゃんねる【庭づくりDIY】(@しかちゃんねる-b4d)」さんです。
カインズの「撒くだけで防草できる人工砂」を、玄関アプローチの2カ所に厚さ5cmと10cmで敷き分け、約6カ月後の状態を比較しました。
厚さを5cmと10cmに分けたきっかけは、メーカーが推奨する厚さが「5〜10cm」とされていたことでした。
「結局何cmにすればいいの、という疑問が生まれました。5cmで効果があるようなら、その分広い範囲に施工できますし、5cmで効果が薄いようなら10cmは必要だということを確認したかったのが狙いです」
約6カ月後、施工したエリアを確認すると、厚さ10cmの場所には雑草が見当たりませんでした。砂の大きな変色や崩れもなく、表面は締まった状態を保っていたといいます。
一方、厚さ5cmで施工したエリアでは、境界付近の隅に小さな雑草がいくつか生えていました。ただ、それ以外の場所には雑草は見当たらず、全体としては防草効果が保たれていたそうです。
5cmのエリアで隅に雑草が生えた理由について、しかちゃんねる【庭づくりDIY】さんは、自身の施工結果からこう考えているといいます。
「隅の部分は砂が薄くなりやすく、また雨などで砂が少しずつ流れたり凹んだりしやすい場所でもあります。5cmという厚さは施工直後は十分でも、経年での変化に対してはギリギリのラインかもしれません」
そのため、施工する際には、端や隅を意識して厚めに盛ることを勧めています。
5cmのエリアでも、雑草が確認されたのは境界付近の隅に限られました。一方、10cmのエリアでは雑草が見当たりませんでした。
半年後の結果について、しかちゃんねる【庭づくりDIY】さんは、次のように振り返ります。
「正直、ここまで差がはっきり出るとは思っていなかったので驚きました。でも、半年間まったく雑草が生えない状態を維持できたのは予想以上の効果で、コストをかけてでも厚めに施工する価値があると実感しました」
しかちゃんねる【庭づくりDIY】さんは、以前使った「固まる砂」との違いについて、「施工が簡単で水をかけて固める手間がない点が大きな違いです。また、万が一やり直したいときにも撤去しやすいという柔軟性もあります」と説明します。
半年間使ったうえで、見た目や耐久性にも大きな変化は感じていないそうです。
「色あせや表面の崩れがほとんどなく、見た目の維持という点では非常に優秀だと感じています。雨の後も固まった状態が保たれており、見た目も清潔感があるのが気に入っています」
今回の結果は、あくまでこの庭、この施工条件で約6カ月経過した時点のものです。しかちゃんねる【庭づくりDIY】さんは、今後も1年後、2年後と経過を追い、どのタイミングで補充や手入れが必要になるのかを検証していく予定だといいます。
「雑草対策は『やってみないと分からない』ことも多いので、自分の庭で実際に試した結果を、これからも正直にお伝えしていきたいと思います!」