「ザリガニにアジをあげると青くなるのは有名だがカニもアジをあげると青くなる」
X(旧Twitter)でそんな驚きの豆知識を披露してくれたのは、カニが好きだというイシガニさん(@7hf39LlLLN77320)。
自身で飼っているアカテノコギリガザミカニが真っ青になっている写真も公開されました。
「自然の染色技術エグい」
「青魚だから?え?違いましたっけ?」
「ワンチャン、青魚って呼ばれる理由だったりしないか?」
「なんか芸術作品を作ってるみたいで面白い」
リプ欄にも、そんな驚きの声が続出しています。
なぜ青くなるの?
イシガニさんによると、「カニに青魚だけをあげると、2ヶ月ぐらいで青くなる」とのこと。
しかし、なぜカニの殻があんなにも真っ青になってしまうのでしょうか?
実は、これには“アスタキサンチン”という物質が関わっているといいます。
アスタキサンチンは、エビやカニといった甲殻類をはじめ、多くの生物に含まれる赤色の天然色素(カロテノイド)。
エビやカニを茹でたり焼いたりすると赤くなるのは、タンパク質と結合して紫がかった茶褐色を示していたアスタキサンチンが遊離し、本来の赤色を取り戻すためだといわれています。
しかしながら、サバやアジなどの青魚のみをエサとして与え続けると、色素の元となる栄養素が不足してしまい、徐々に全身が青色へと変化していきます。
これがカニが青くなった理由なのですね。
アスタキサンチン不足が続くと危険…?
しかし、ここで注意点が。
殻が青くなっているということは、本来あるべき色素が欠乏しているということ。
いわば栄養不足の状態です。
長期間青いままにしてしまうと、カニは脱皮ができなくなったり、殻がもろくなったりして、最悪死んでしまうこともあるといいます。
ゆえに、イシガニさんによると、「青魚のみを与えるのは2ヶ月~3ヶ月程度にし、その間は他のカニや生物と一緒にはせず単独飼育する」のが良いとのこと。
人間にとって栄養価の高い食事は重要ですが、甲殻類においてもそれは同じであり、アスタキサンチンを含めバランスよく栄養を摂ることが大切なのですね。
なお、アスタキサンチンは強い抗酸化作用をもち、我々人間の美容や健康の分野でも注目を集める物質です。
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カニを通じて、生命の神秘について教えてくれたイシガニさん。
カニが好きになった理由は、「大きいハサミがカッコいいと感じたから」だそうです。
今後は、「アスタキサンチンを多く含んでいる餌をあげてどうなるか試してみたい」とのこと。
好奇心もまじえながら、カニの飼育に精を出されています。
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