歌手で俳優の南野陽子さんと音楽プロデューサーの宗本康兵さんが5月、京都府舞鶴市の吉原地区で住民と交流し、吉原小の児童たちと伝統的な保存食「へしこ」の製造に取り組んだ。
2人は「まいづる親善大使」で、2022年から大浦半島の室牛地区で住民らと米作りに取り組んでいる。漁師町として栄えてきた吉原地区の住民からも「親善大使と交流し、子どもたちに吉原の歴史を誇りに思ってほしい」と声が上がり、へしこづくりを一緒に体験することにした。
吉原小の児童たちは南野さんと宗本さんを出迎え、地元に伝わる府登録無形文化財「吉原の太刀振り」を実演し、説明した。2人が作詞作曲した楽曲「飛揚~再会の似合うまち舞鶴~」をみんなで合唱した。
2人は4~6年の16人と共に、地元の水産業者から教わりながら、塩漬けのサバと米ぬかを交互に漬け込んでいった。「サバが大きいね」「完成が楽しみ」などと言葉を交わし交流した。5年の女子児童(10)は「魚をぬかに漬けるのが面白かった。(大使と)一緒に作業できて楽しかった」と話した。