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「学歴だけある自分に自信が持てなかった」自分磨きに励んだ40代の子育てママがアップしたビフォーアフター写真が話題に!

古川 諭香 古川 諭香

「元ダサ子の垢抜け記録」と称して、自身の驚異的なビフォーアフターをSNSで公開するのは、40代の子育てママ・Ayuさん。

Ayuさんの洗練された変身ぶりはSNSで大きな話題に。同世代の女性たちから「何歳でも変われるんだ」「希望が持てた」などの反響が寄せられた。

なぜ、Ayuさんは自分磨きに力を注ごうと思ったのか。そして、見た目が変わったことで得たものとは――?話を伺った。

高学歴ゆえの葛藤「誇れるキャリアのない自分」への劣等感

実はAyuさん、早稲田大学を卒業し、さらに早稲田大学の大学院も終了しているという高学歴女性。新卒で大手企業に入社した。

順風満帆なように思えた人生だが、職場で上司からパワハラを受けて心を病み、3ヶ月で退職。その後は派遣やアルバイトとして働くも、精神的な不調が現れ、長く働くことが難しかった。

「大学院まで出させてもらったのに、一体何をやっているんだろう…と思っていました」

結婚し、子どもを持っても、その想いは消えなかった。一時期はアメリカで暮らす機会にも恵まれたが、そこでも激しい劣等感に襲われたそうだ。

「学歴はあっても、私には個人として誇れるキャリア何もありませんでした。周りのママは、素晴らしいキャリアを積んだ女性ばかり。『前職は?』と聞かれるたびに、何も答えられない自分がたまらなく嫌でした」

自分と他人を比較した時の苦しさを「自分磨き」のエネルギーに

何かを変えたい。その一心で30代の頃に始めたのが、インスタグラムの投稿だった。発信し始めると気になるようになったのが、自分の見た目やファッションセンス。人気インスタグラマーの投稿を見るたび、コンプレックスが余計に気になった。

だが、Ayuさんは強い。心折れることなく、その苦しさを自分磨きのエネルギーへと転換し始める。美容医療の力をほどよく借りるだけでなく、苦手だった運動にも本気で取り組み、“好きでいられる自分”になるための努力をし始めたのだ。

「正直、筋トレはすごくきつかったです。でも、3ヶ月ほど続けたら、明らかに体型が変わってきて。本当に嬉しかったです」

ファッションセンスを磨く過程では、あえて厳しい環境に自らを追い込んだ。

「ダサいままの自分では行きたくないと思うような、おしゃれな人たちがたくさん集まるアパレルのポップアップイベントに足を運びました。同時に、人気インスタグラマーの着こなしを徹底的に研究しました」

自分の姿を客観視するため、日課にしたのは、大量の写真や動画に撮ること。スマホのデータフォルダーが自分の姿で埋め尽くされるほど自身を直視し続けることは苦しくもあったが、振り返った時に客観的な変化が分かると嬉しくなった。

「毎日、自分の写真や動画を撮ることは今も続けています。見た目が変わるという成功体験は、コンプレックスの塊だった私にとって自信を持つことに繋がりました」

100点満点ではなく、昨日よりプラス5点の自分を目指す

Ayuさんには、自分磨きに関する優しいマイルールがある。それは、“100点の見た目”を目指さないことだ。

「なりたいのは、昔より少しだけ自分のことを好きになれる自分。人は、マイナスのように思える要素にこそ、人間的な魅力や個性が詰まっていると思うから」

また、見た目を整えることだけに囚われすぎず、内面的な成果を築くことも大切にしている。

「見た目を変えること自体がゴールではなく、そこで得た小さな自身を呼び水にして、その先で自分が社会や人生で何をしていくかが、一番重要だと思っています」

なお、大人世代がやりがちな“おばさん自虐”に対して、Ayuさんは「もっと自分を大切に扱おう」と訴えかける。

「『もうおばさんだから』という自虐ネタで場を盛り上げるのは、飲み会などでやりがちですよね。私もやってしまうことがありましたが、その瞬間は笑えても、後から心がモヤモヤしていたんです」

なぜ、私はあんなふうに自分を貶めるような言い方をしてしまったんだろう。自分を大切にしてあげられていない――。Ayuさんはそう感じ、胸が苦しくなったという。

「だから、自虐して自分を諦めるより、『今の自分が好き』と胸を張ろうと思ったんです。もちろん、好きな自分でいられるようにも努力もする。そういうマインドでいたほうが、人生は豊かになると思うんです」

「おばさん自虐」で自分を笑いのネタとして消費しないことは、自分自身に年齢という呪いをかけないことにも繋がっていく。

「自分のために使えるお金がそれほど多くなくても、自分磨きはできます。私もプチプラコスメやファストファッションが大好き。同世代の女性たちには金額や年齢を理由に、自分を綺麗にすることを諦めてほしくないと思っています」

子育てや家事、仕事などに追われ、自分のことを常に後回しにしてしまう30~40代の女性は多い。そんな忙しい日常の中でも、小さな「できた」を積み重ねながら、年齢に囚われない生き方を楽しんでほしいとAyuさんは話す。

「昨日よりプラス5点でも自分を好きになれたら、それで十分。何歳になっても、あなたはあなたなのだから、自分自身に年齢という呪いをかけず、人生を楽しんでほしいです」

100点満点を目指さず、今日達成できた“5点”を愛しく思いながら自信を積み重ねてきたAyuさん。SNSで他人と自分を簡単に比較できる時代だからこそ、Ayuさんが語る容姿との向き合い方を心に刻み、自分の愛し方を考えていきたい。

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