沸点以上に熱しても沸騰しない液体が、さらに加熱し続けられた場合に突然激しく沸騰する現象「突沸」。
SNS上では今、そんな突沸によるやけどの体験談が大きな注目を集めている。
「牛乳が爆発してやけどをした話」
と自身の体験をエッセイ漫画で紹介したのは、イラストレーター・漫画家の小川かりんさん(@ogwcrn)。
レンジで加熱した牛乳にはちみつを入れようとしたところ、その刺激で起こってしまった突沸。小川さんは手元をやけどしてしまい、流水で冷やす応急処置をしたが、翌日以降次第に水ぶくれができ、結局病院で処置することになったのだという。
小川さんに話を聞いた。
――今回の突沸現象を振り返ったご感想をお聞かせください。
小川:実は数年前にも同じくらいのやけどを腕に負ったのですが、そのときは自己流で対処したため治るのに時間がかかり、やけど跡が残ってしまいました。そのときの反省を生かし、今回はすぐに適切な処置をした上で病院を受診したところ、とてもきれいに治り感動しました。
今回の体験を通して、正しい初期対応がいかに大切かを改めて実感しました。
――投稿に対し、大きな反響がありました。
小川:同じような体験をされた方からの共感やご自身の体験談をたくさんいただき、読みながらゾッとしていました。また、突沸現象自体を知らない方もおられて、注意喚起につながったと分かったときは、描いてよかったなと感じました。
漫画の中で、「指を冷やすとき、もったいなくて水を細く出してしまった」と描いたところ、読者の方から「しっかり水を出して冷やした方がよい」とのアドバイスをいただき、まったくもってその通りだなと反省しました。ここはぜひ、反面教師にしてほしいポイントです!
◇ ◇
SNSユーザーから
「先ほど煮出していた紫蘇でブワッとなり、あふれました。たまたまこの漫画が流れてきて『突沸』という言葉を覚え、賢くなりました」
「私はこれ豆乳でやって、豆乳を天井まで飛ばしました(指は火傷したけど顔に飛ばなかったのは不幸中の幸い)牛乳や豆乳をレンチンするときはオートのあたためを使わず、600wで1分くらいあたためる→取り出して混ぜる→再び1分あたためる、とかで様子見ながらあたためてください……」
「やけどの場合は、肌の下の方の層まで冷やさなければならないので、意外と冷水や保冷剤よりも15度から20度程度のお水で冷やした方がいいです。あまり冷たくては痛くなったり、表面が冷えてもういいかな、と早くにやめてしまう場合が多いので。おせっかいすみません、通りすがりの消防士でした」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。読者のみなさんも、突沸にはくれぐれもご用心いただきたい。
なお、小川さんは日常を描いたエッセイ漫画とイラスト日記のまとめをKindleインディーズで『小川かりんのマンガ&イラスト日記』として出版。今回紹介した話題も4巻に収録されているので、ご興味ある方はぜひご覧いただきたい。
【小川かりんさん関連情報】
▽Xアカウント
https://x.com/ogwcrn
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