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住宅密集地、幅わずか2メートルの細長い庭「わざわざ作る意味ある?」→ところが大満足 3つの工夫で、家族の“セカンドリビング”に

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隣家との距離が近い住宅密集地において、限られた敷地を有効に活用する庭づくりのアイデアが注目を集めています。図面の段階で「庭の幅が2メートル」と知ったとき、「わざわざ庭を作る意味があるのだろうか」と狭さに不安を感じていた投稿主。周囲からの視線を遮る目隠しをすれば、さらに空間が狭く見えて圧迫感が出るのではないかという懸念もありました。しかし、工夫を凝らしてフェンスやウッドデッキ、人工芝を配置した結果、子どもが安全に遊べて、大人がくつろげる実用的な空間が誕生。この投稿には、同じような敷地条件に悩む人々から多くの共感と関心が寄せられています。

投稿したのは、夫と子ども2人の4人で暮らすひなぎさん(@hinagi_home)です。

狭いスペースであっても庭をあきらめなかった背景には、以前住んでいた賃貸住宅での経験がありました。当時はエレベーターのない3階に住んでおり、外遊びが大好きな小さな子ども2人を連れて外出するだけでも大変で、気軽に外へ出られないもどかしさを抱えていたといいます。そのため、新居では「思い立ったときにすぐ、靴を履いてサッと外に出られる暮らし」を実現することが大きな目標でした。

限られた細長いスペースを使いやすい庭にするため、ひなぎさんは「プライベートな空間の確保」「手入れのしやすさ」「室内からの動線」という3つのポイントに絞って、環境を整えていきました。

最初の工夫は、周囲の視線をカットしてプライベートな空間を作ることです。高さ2.4メートルの目隠しフェンスを設置することで、リビングやウッドデッキにいるときに隣家の視線が気にならないようにしました。懸念されていた圧迫感については、フェンスの色に明るめのグレージュを選ぶことで解消。視覚的に空間がパッと明るくなり、狭い敷地でも広く見える効果を生み出しています。周囲の2階からの視線までは完全に防げないものの、日常生活を送る上で気になることは、ほぼないといいます。

2つ目の工夫は、維持管理の手間を減らす素材選びです。ウッドデッキには経年劣化が少なく、メンテナンスが容易な樹脂製の素材を選び、庭の残りのスペースには人工芝を敷き詰めました。人工芝は特別な掃除をしなくてもきれいな状態を保ちやすく、ほどよい柔らかさがあるため、子どもたちが素足で遊ぶ際にもけがの心配が少ないという利点があります。

最後の工夫が、家の中から境目なく外へ出られる動線の設計です。リビングの床とウッドデッキの高さをフラットにつなげ、庭には屋外用のソファとテーブルを配置しました。こうすることで、室内の延長として家族が気軽に活用できるセカンドリビングのような空間が完成しました。

キッチンやリビングで料理などの家事をしている最中も、外のソファや人工芝で遊ぶ子どもたちの様子を常に視界に入れておけるため、安心して見守ることができるといいます。ウッドデッキに出て家族でランチを食べたり、夏場にプール遊びをしたりと、かつてあこがれていた「ふらっと外に出る暮らし」が日常のものとなりました。

今回の投稿には、同じような庭のサイズに悩む新築検討者や、施主からの共感が多く集まりました。ひなぎさんは、自身の発信に対して「我が家の庭にも希望が持てました」というコメントが寄せられたことが特に印象深いと振り返り、限られたスペースでも工夫次第で心地よい空間を作れる実例として、誰かの役に立てたことへの喜びを感じているといいます。

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