8年かけて伸ばしたドレッドヘアを切り、自分の髪で作ったカツラで結婚式当日まで過ごした新郎のサプライズ動画が、Instagramで話題になっています。新郎は式の半年前にひそかに髪を切り、前半はドレッドヘアの姿で出席。お色直しでカツラを外し、短髪姿で再入場すると、会場には驚きの声が上がりました。投稿には2.8万件の「いいね」が寄せられ、「発想が天才」などの声が相次いでいます。
投稿したのは、セレクトショップ「HARDY JAMES」スタッフの元dreadman(@pmw76_d)さん。8年前にドレッドヘアにして以来、髪を伸ばし続けてきたといいます。ドレッドヘアにして4年目を迎えるころ、結婚式でのサプライズとしてカットすることを決めたのだとか。
「ドレッドを永遠に伸ばし続けることはできないので、せっかく長年かけて伸ばした髪を何か有効活用したいと思ったのがきっかけです。その中で、人生の晴れ舞台でカットするという演出は面白いのではないかと思い、この形を選びました」
しかし当日のお色直し中にカットすると時間が足りないため、式の半年前にあらかじめ散髪を行うことに。切り落とした本人の髪で精巧なカツラを作成し、式当日まで親族・友人を含め誰にもバレないよう、そのカツラで日常生活を送りました。半年間のカツラ生活では、カツラの上からニット帽をかぶることでバレずに過ごしたといいます。
式当日、前半の入場時も高砂の席でも、新郎はカツラを被ったまま出席。友人たちが新郎のドレッドヘアをまねてウィッグを被る余興を行う場面もありましたが、新郎のドレッドがカツラだということには誰も気づいていませんでした。お色直しで一時退場する際も、同行した母親は散髪の事実を知らないままでした。
控え室でカツラを外した新郎は、理容師の叔母にひげを剃ってもらい、短髪のヘアスタイルに整えて再入場。すると会場には、「キャーーー!」「え、髪は?髪は??」「うそーー!」という歓声とどよめきが響き渡りました。
「後日、撮影された映像を見返してみると、想像以上に驚きの声が上がっていて、『ちゃんとサプライズになっていたんだな』と実感しました」
演出全体へのこだわりについて、投稿者さんは次のように話します。
「ドレッドをカットするという行為自体はとても奇抜ですが、それだけで終わりたくはありませんでした。だからこそ、衣装やブーケ、会場装飾、音楽、そしてドレッドをカットした後のヘアスタイルまで細部にこだわり、働いているセレクトショップにトータルでデザインしてもらったんです」
ドレッドに反対していた父親は、式当日の朝はものすごく不機嫌そうだったものの、カットしたことを知って、とても上機嫌になったのだとか。式後のお見送りでは、外したドレッドのカツラをマネキンにかぶせ、ロビーに展示。母親も、それを見て笑っていたそうです。
8年ぶりの短髪姿についてご自身の率直な感想を聞くと、「少し物足りなさを感じている」とのこと。現在は、再びドレッドヘアにするために髪を伸ばしているといいます。
今回の反響については、サプライズそのものへの反応に加え、衣装への称賛も届いたことが印象に残ったといいます。
「お色直し後の衣装について『かっこいい』、妻のドレスについて『素敵』といったコメントを予想以上にたくさんいただけたことがうれしかったです。ドレッドを切ったこと以外にも注目が集まったのは、総合演出を依頼し、細部までしっかりデザインしてもらった結果だと思っています!」