ステージ4の骨肉腫と闘病していたYouTuberの榎本一心(いっしん)さんが、6月16日に死去したことがわかった。21歳だった。
榎本さんは高校2年生で骨肉腫と診断され、高校3年生でがんが転移し、ステージ4と判定されたとYouTubeなどで公表していた。「1人でも多くの人に元気や勇気を届ける」とインスタグラムやYouTube、TikTokを中心に活動し、病気に苦しむ人や、多くの人たちから幅広く支持を集めていた。
病状が悪化し、身体的な苦痛が激しくなる中でも、SNSでのライブ配信や投稿を続けた。今年3月には「いつ容態が急変して一生寝たきりになるか分からない」という厳しい容態の中、講演会を開催した。「支えてくれているリスナーさんやファンの皆さんに絶対会いたかったし、直接感謝の気持ちを伝えたかった」「1日でも長く生きて新しい薬が出来るまで生き続けてやる。出来る努力があるのなら、なんでもしてやる」とインスタグラムで思いを明かしていた。
6月10日には「本当にごめんなさい。命の終わりが近いかもしれません…」「緊急の絶望的な検査結果で右上半身と肺がステージⅣの転移で埋め尽くされている事が発覚しました」「右肺全て潰れており、癌が皮膚にまで出てきている」「日々激痛や後遺症などとの闘い。それでも生きたいです!!皆さん一人一人の応援が何よりも1番生きる活力になっています」「良ければ最期まで本当に応援して下さると心より嬉しいです」とつづった。
13日には「命が尽きるかもしれません…」「過去1の激痛で、呼吸も出来ず朝の回診で診て頂いたらまさかの脇腹に大穴があり、大量の出血と膿」「治療が全て中止になる危険性が…」と投稿していた。
18日、榎本さんの家族が榎本さんのインスタグラムを通じて「闘魂一心は、令和8年6月16日(火)17時1分、安らかに永眠いたしました」と報告した。「17才で骨肉腫の診断を受けてからの4年間、多くの方々の温かなご声援、ご支援に支えられながら、前向きに懸命な闘病生活を送ることが出来ました」「21年という短い人生ではありましたが、一心は最後まで常に輝き続けておりました」「これからは、痛みのない新たなステージで、より一層前を向き、誰かの幸せのために頑張るんだと思います」と一心さんへの思いをつづった。
「これからも一心と言う名の『誰かの希望になりたい』と夢を追いかけ続けた一人の人間が存在していたことを、どうか皆様の胸に留めていただければ幸いです。長きにわたり、一心を支え、温かな応援をいただきましたこと、心より感謝申し上げます」と記した。