双子の赤ちゃんを育てている滋賀県守山市の女性が、育児に追われる日常を漫画にしてインスタグラムに投稿している。同時に泣いたり、それぞれ別の方向へハイハイしたりと、双子ならではのドタバタの一方、周りに親切にしてもらったエピソードも描く。「大変なのはうちだけではないんだと、クスッと笑ってもらえたら」と創作に励んでいる。
高市有希さん(32)で、昨年3月に双子の女の子を出産した。平日の日中は一人で赤ちゃんと向き合う。子どもが同時に泣きやまなかったり、おむつ替えや哺乳瓶の準備も2倍だったりで、睡眠もままならない。双子育児は想像以上に孤独でハードで、特有の多忙さが押し寄せる中、「育児のカオス(混沌)を書き留めておかないともったいない」と思い、インスタグラムでの投稿を始めた。
漫画はヤギのキャラクターが育児に奮闘する日々を描く。同時に哺乳瓶をふくまそうとしてもイヤイヤをされたり、おむつを替えているときに動かれたり。双子用のベビーカーでバスに乗った際、運転士が降車を手伝ってくれた体験も感謝の気持ちを込めて作品にした。「育児の大変さを笑いに、恩を形に」と心がけている。
漫画は、子どもたちが寝ている時間や夫が協力してくれる休日にタブレット端末を使って書いている。
今年5月時点のフォロワーは約6700人で、「おむつ替えの大変さがひしひしと伝わりました」「分かります。現場は大変です」といった感想が寄せられている。
高市さんは「大変さは2倍以上でも、いとおしい瞬間が山ほどある。日常を客観視して笑いに昇華させることで、私が救われ、笑顔で子どもたちと向き合える。育児に不安を抱えている妊婦や親たちの心の逃げ場や明日への活力になれば」と話している。
インスタグラムのアカウント名は「メェメェさん(ヤギ)」(@me_me_sheep8)。