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【就活】「恋愛タイプを聞かれた」「顔が営業向きではないと言われた」「体型やメイクに言及された」 2割が受けた不適切質問

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就職活動の面接で、プライベートな事柄や差別につながりかねない質問をされた経験はありませんか。日本労働組合総連合会(略称:連合)が実施した調査で、採用面接で不適切だと感じる質問や発言をされたことが「ある」と回答した人が18.0%に上ることが明らかになりました。また、性的指向や性自認に関する質問を受けたケースが前回調査から7%以上増加しており、新たな差別につながる懸念が高まっています。

この調査は、日本労働組合総連合会(連合)が、最近3年以内に採用試験(新卒・中途)を受けた全国の15歳〜29歳の男女1000人を対象として、2026年4月にインターネット上で実施したものです。2019年、2023年に続き、今回が3回目の調査です。

面接で聞かれた内容、家族や出生地など私的な事柄が上位に

はじめに採用試験の面接で質問されたことがある内容を尋ねたところ、「転勤ができるかどうか」(41.7%)が最も多く、「残業や休日出勤ができるかどうか」(39.2%)、「家族に関すること」(36.9%)、「本籍地や出生地に関すること」(35.4%)と続きました。就業条件に関する質問だけでなく、家族構成や出身地といった業務とは無関係な私的情報を掘り下げられるケースが目立ちます。

さらに、「結婚後や出産後の継続就労希望の有無」(22.7%)や「結婚の予定」(19.9%)といった婚姻・出産に関する質問、「性的指向の確認」(16.1%)や「性自認への違和感の有無」(15.4%)といった性に関する質問も少なくありませんでした。

また、採用試験の面接で質問されたことがある内容についての質問の答えを前回の調査結果と比べると、「性自認への違和感の有無」は7.8ポイント(2023年・7.6%→2026年・15.4%)、「性的指向の確認」は7.2ポイント(2023年・8.9%→2026年・16.1%)、「住宅状況に関すること」は7.2ポイント(2023年・16.2%→2026年・23.4%)、「本籍地や出生地に関すること」は7.1ポイント(2023年・28.3%→2026年・35.4%)それぞれ上昇しており、不適切な質問が広がりつつある実態が浮かび上がります。最終学歴が中学校の人では、すべての項目で全体より5%以上高くなっており、中卒者の採用面接における問題は特に深刻です。

「聞いてはいけない」と思う質問、宗教や支持政党が上位

次に、面接官が聞いてはいけないと思う質問を尋ねたところ、「宗教に関すること」(48.4%)が最も多く、「支持政党に関すること」(45.7%)、「思想に関すること」(38.2%)が続きました。宗教、支持政党、思想などの応募者個人の思想を推し量るようなことを面接官が質問するのは、望ましくないと考えている人が多いようです。

一方で、「性別」(19.1%)や「尊敬する人物に関すること」(15.8%)は2割未満にとどまり、問題意識にばらつきも見られます。

「恋愛タイプを聞かれた」「体型に言及された」不適切発言の実例

また「面接で不適切だと感じる質問や発言をされたことがあるか」と質問したところ、「ない」が82.0%、「ある」が18.0%という結果になりました。

さらに「ある」と回答した人(180人)に、採用試験の面接でされた不適切だと思う質問や発言の具体的な内容を尋ねたところ、以下のような声が寄せられました。

「結婚について根掘り葉掘り聞かれた」(27歳女性)
「体型やメイクについて言及された」(26歳女性)
「親の職業を聞かれた」(28歳女性)
「これまでの学歴、経歴を否定されるような発言をされた」(26歳女性)
「自分の恋愛タイプを聞かれた」(24歳男性)
「顔が営業向きではないと言われた」(24歳男性)
「親の年収を聞かれた」(29歳男性)
「『本気で取り組んでいますか?』と言われて不快だった」(20歳男性)

プライベートへの立ち入りや容姿への言及、一方的な決めつけなど、採用選考の場にふさわしくない発言が今も行われており、求職者が不快な思いを強いられている実態が改めて示されました。

【出典】
連合(日本労働組合総連合会)調べ(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)

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