「せっかくの注文住宅、デッドスペースはできるだけ少なく、収納は充実させたい!」「スッキリした空間も捨てがたいけど、ただ空けておくのも…」などなど、階段下のデッドスペースの使い方について悩む方、多いのではないでしょうか。
今回は2階建ての注文住宅を建てた方に聞いた「階段下スペースを活用して住んでから気がついた後悔」についてのお話を集めてきました!
スケルトン階段下を書斎コーナーにしたけれど
Aさん(関東在住、30代、会社員)夫婦が建てたのは、2階建ての吹抜けのリビングにかかる、おしゃれな片持ちのスケルトン階段がある家です。
その階段の下部に、階段と同じ木材を使った造り付けのデスクを設け、週に数回あるリモートワーク用の書斎にしました。遊びにきた友人にも「最初から用意されているから統一感があってすごくお洒落だね!」と褒めてもらえて、市販ではなかなかない机の大きさにも満足していたのですが、実際にリモートワークが始まってから「これはちょっと…」というポイントに気がついてしまいました。
それは家族が階段を上り下りするときの「音と気配」について。ほぼ全てフローリングで、一年中スリッパをはいて生活することもあり、階段を上り下りするときにはパタパタという音がします。また、スリッパの裏についていた小さなゴミが階段の隙間からパラパラ落ちてきたりすることも。
「正直自分の頭上を誰かが歩いている、というのがこんなに気になることとは思っていませんでした。集中が切れますよね。あと、今は小さい娘が将来大きくなったら『お父さんが下にいるときは階段使いたくない』なんて気にしなきゃいけないかも、ということにも気がつきました。いや、わざわざのぞき込んだりしませんけど…」
確かに「気にならない人には気にならない」ポイントって気がつきにくいですよね。
階段下にトイレ 使うのに問題はないんだけど
Bさん(関西在住、30代、パート)一家が建てたのは3階建てのいわゆる「狭小住宅」です。少しでもスペースを有効活用するため、階段下に1階のトイレがあります。扉を開けた瞬間は少し圧迫感を感じるものの、便座に座ってしまえば気になることはなく、家族全員170cm以下のBさん一家にとって、立ち座りで頭をぶつける心配があるほどの低さではありません。
そんな階段下トイレの唯一の問題が、トイレ内に収納を設けられなかったこと。
トイレのタンク側の奥や上部にあることが多いトイレットペーパーや掃除道具などを収納する棚を作ることができなかったため、トイレットペーパーのストックはホルダーの下にぶら下げた1つだけ、なくなるたびに洗面所のストックを取りに行かなくてはならないだけでなく、ついでにちょっと拭き掃除をする、消臭剤を取り換えておく度にそれぞれのストック置場へ往復するのが地味に面倒なのだとか。
「今すぐできないなら後でいいか…ってなっちゃうのがよくないですね。反対側は引き戸があるので、上に突っ張りタイプの棚も作れなくて。面倒くさがりの人じゃなければ問題ないかもしれませんけど」
確かに「今ちょっとやっておこう」ってお掃除ですごく大切ですよね。
階段下に引き出し式の靴箱を造り付けてもらったけど
Cさん(関東在住、40代、主婦)の家づくりのこだわりポイントは「収納」です。できるだけ収納力を高めたくて、屋根裏や床下はもちろん、ちょっとしたニッチな隙間さえも有効活用できるよう造り付けの家具を発注したり、使いやすい収納アイテムを揃えたりしてスッキリとした生活空間を整えています。
そんなCさんの唯一の失敗が階段下に造り付けてもらった引き出し式の靴箱です。普段あまり履かない冠婚葬祭用や、シーズンものの靴をそこに片づけて、日常よく履く靴は玄関の靴箱に入れ替えていたのですが…。
残念なことに、除湿剤も一緒にいれていたもののカビが生えてしまいました。
「開け閉めしないのと、北側で日当たりも悪い場所なのが良くなかったのかもしれません。一応しまう時は丸一日外に置いといたんですけど…」
一度でもカビが生えたら、怖くてしまえないですよね…。