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【ハンタウイルス】「どういうものか知っている」人は約1割…一方、「不安」と答えた人が約6割にのぼる

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

2026年4月から5月にかけて、南大西洋などを航行していたクルーズ船「ホンディウス(Hondius)」号において、ハンタウイルス(ハンタウイルス肺症候群)の集団感染が発生したニュースは世間を驚かせました。マーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティング(東京都渋谷区)が実施した「ハンタウイルス」に関する調査によると、ハンタウイルスを「どういうものか知っている」とした人は約1割にとどまった一方、何らかの形で知っている人のうち、「不安」と答えた人が約6割にのぼることがわかりました。

調査は、全国の20~69歳の男女1000人を対象として、2026年5月にインターネットで実施されました。

「ハンタウイルスの認知度」について調べたところ、「どういうものか知っている」は10.8%にとどまりました。

また、「名前は聞いたことがある程度」(38.6%)と「なんとなく知っている」(28.1%)で8割近くを占め、名称だけが先行して伝わっている状態がうかがえたほか、「聞いたこともない」(22.5%)とした人も一定数存在し、認知の深さには大きなばらつきがあることが示唆されました。

ハンタウイルス肺症候群とは、オルソハンタウイルス属のウイルスを病原体とする感染症であり、呼吸不全、循環不全を呈し死亡することがある感染症です。北米や中南米で患者発生があります。日本国内では患者発生の報告はありません。(※厚生労働省公式サイトより)

ハンタウイルスを何らかの形で「知っている」とした人に対して、「ハンタウイルスについてどのように感じていますか」と尋ねたところ、約6割が「不安」(とても不安22.6%、やや不安41.1%)と回答し、名称だけでなく内容に触れている層ほど、得体の知れなさが不安として表れやすい構造がうかがえました。

また、「ハンタウイルスはどのようにして人に感染すると思いますか」という質問に対しては、「ネズミの糞・尿に触れる」(59.4%)や「ネズミの糞・尿が混じったほこりを吸い込む」(56.3%)が上位を占め、ネズミの排泄物を介した感染という認識は一定程度浸透していることが確認されました。

その一方で、「感染した人から人へうつる」(38.8%)や「蚊に刺される」(7.2%)という回答も一定数見られ、認知者の中でも理解にはばらつきがあることが明らかとなりました。

次に、「野生のネズミを見かけたり接触したりした経験」について尋ねたところ、「いずれも経験したことがない」(61.6%)が約6割となり、多くの人にとって野生のネズミとの接触は身近な経験ではないことが確認されました。

経験者の中では「公園・河川敷・街中で見かけた」(15.8%)が最も多く、屋外の生活動線上での目撃が中心となっている一方、「直接触れた」(2.6%)は少数にとどまり、接触の度合いとしては目撃が大半を占める構造が見て取れました。

最後に、「ほこりを吸い込まないための対策として正しいと思うもの」を尋ねたところ、「マスク着用」(52.7%)、「ゴム手袋着用」(51.0%)、「手洗い」(49.3%)が上位に挙がり、基本的な感染予防行動は一定程度認識されていることがわかりました。

一方で、ほこりを舞い上げてしまう「掃除機やほうきで吸い取る・掃く」(15.9%)や「乾燥していれば素手で拭き取ってよい」(5.6%)といった回答も一定数見られたほか、「わからない」(30.3%)とした人も約3割にのぼることが明らかとなりました。

※本調査は、生活者におけるハンタウイルスの認知度および予防対策に対する「認識」を調査したものであり、医学的な予防効果を推奨・保証するものではありません。

正確な感染症対策やウイルスの詳細については、厚生労働省や国立感染症研究所など、公的機関が発信する最新情報をご確認ください。

厚生労働省の公式情報:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hantavirushps.html

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【出典】
▽ネオマーケティング/ハンタウイルスに関する調査
https://corp.neo-m.jp/report/investigation/healthcare_042_hantavirus

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