「批判覚悟ですがつぶやきます」
不登校の同級生とのグループ分けについて、中3息子さんの修学旅行にまつわるエピソードをThreadsで紹介した福子さんの投稿に注目が集まりました。
中学校生活のメインイベントともいえる修学旅行。その部屋決めで当初は仲の良い子たちと同部屋だった息子さん。喜んだのも束の間、不登校の子と同じ部屋に先生が一方的に決めてしまいます。
息子さんはかなりショックを受けたようで沈んで帰宅し、もう学校すら行きたくないほどの状況に。そこで、息子さん自らが改めて先生に相談した結果、元の部屋割りに戻ることができ、不登校の子は不登校の子でグループを固めることになったそうです。
「その方がその子たちも気楽だろう。修学旅行は楽しい事だけでいいのよ。マナーや気遣いを忘れずにみんなが楽しい修学旅行になるといいなと思います」と、この解決策には納得がいったという福子さん。
「『私も出るか?』と思ったくらい疑問だった。なぜ世話係のような子を作るのか。先生に言えない子は我慢するしかないのだろうか」と問題提起した、福子さんにお話を聞きました。
実は昨年も同じクラスで同部屋になり…
――部屋割りはどのように決めたと?
生徒主体で決めていたようです。
――息子さんは帰宅して「ずーんと沈んで」らっしゃったと。
いつも何かあると帰ってからよく話したりするのですが、話はその日に本人から聞きました。
――その不登校の子とは接点が?
昨年も同じクラスでした。息子はクラス全員と仲良くなりたいタイプの陽気なキャラクターなので、「任せたい」と先生からお願いされたのかなと思います。
実は、昨年も林間学校の時に同じ部屋になりました。その際に、その不登校の子が空気の読めない行動を何度かして、雰囲気が悪くなった事があり嫌な思いをしていた為、今回は『同じ部屋は嫌だなぁ』と感じたようです。もしその子との相性が良く、楽しく過ごせそうならば受け入れたのかもしれません。
――昨年の経験もあって先生に相談されたのですね。
年配の話しやすい先生なので、自分の気持ちを素直に話したそうです。
――思いを汲み取ってもらえて良かったです。現在はどんな感じで準備を?
とても楽しみにしていますが、何故か遠足や旅行が近づくと熱を出しやすいのでヒヤヒヤしています。
――元気に行ってきて欲しいですね。
中学生最後の修学旅行なのではじめての景色を見て、普段は出来ないたくさんの経験や思い出を作って、笑顔で帰って来て欲しいです。
今回のつぶやきでたくさんの方に意見や経験談を書いて頂き、非常に感謝しております。
「親が出る幕では無い」という方の意見もありましたが、もし息子が自分の意見を言えずに今も憂鬱に過ごしていたとしたら私はやはり担任の先生に息子の気持ちをお伝えしていたと思います。
私は不登校の子が修学旅行に行くのも行かないのもどちらでも良いんです。不登校の子が否定されているわけではなく、学校や先生の対応に保護者も子どもたちも疑問を感じているんです。
答えは1つではないのかもしれませんが、今回の息子の決断に私は賛成しています。
◇ ◇
今回の投稿に、
「息子さんが犠牲になる必要無いと思いますよ。嫌な思い出で終わるのは悲しすぎます」
「不登校同士で固める。初めからそうして欲しいし、全国に広がって欲しいです」
「息子さん、毅然と抗議できて良かったです。世話係って何だろう?ヤングケアラーみたいなものやん」
「先生も最初からそんな提案しないで欲しい よく投稿で不登校の子の世話係させられてまったく楽しくなかった!とか見かけます そうならなくて良かった」
「全ての学校で、それをスタンダードにすれば、クラスの子も不登校の子も、安心だと思います」
と、福子さんの思いに賛同する意見が多数。学校側の対応に疑問を感じる方も多くいた様子。
また、
「元不登校の母ですが、不登校の子たちだけの班ならそれがお互い楽な気がします」
「私も中学時代プチ不登校気味でした。 小学校の時仲良かった(その時は仲良くない)子の班に組まれました。 はっきり言ってこっちもいい迷惑でした」
「自分は不登校の子の世話係になった側ですが仲良しグループをわざわざ解散させて世話されてることをその子自身が気づいてしまったら学校に余計に来づらくなるだろうなと思いました」
「うちの長女は不登校でした 。グループ行動等の計画で振り回してしまうと思い、不参加にしました」
「うちの子もいつもお世話係でした 優しいし、嫌な顔しないからと言われました」
など、ご自身やお子さんが同様の経験をしたというコメントも多く集まっています。
初夏の修学旅行シーズンを迎え、SNS上でも「不登校の子の参加・不参加」「お世話をすることになった我が子」などにまつわる投稿を散見します。お世話係が苦痛で泣いて帰ってきた、それを避けるために自分が修学旅行を休んだといったエピソードもあります。
ただ、不登校の親子にとっては、学校とはまったく異なる空間であれば参加できそうという状況も。それが学校へ行くきっかけになるチャンスになることもあるでしょう。
そこで、親や学校側も「この子なら…」と本人の負担は承知の上でお願いしてしまうと、自分の要望や気持ちを伝えられず負担を強いられる子が出てしまう懸念も。
無理強いする形になってしまうと、お世話係を頼まれ反発される、落ち込むなど、互いに楽しい時間を過ごせなくなってしまう可能性もあるのではないでしょうか。せっかくの特別な学校イベント、誰しもが楽しい思い出を作れるといいですよね。