医療法人社団エムズが運営する「クリニックフォアグループ」は、このほど「生理不順のガマン・ロス実態調査」を実施、その結果を発表しました。それによると、約2週間に1度の頻度で「生理不順によるイライラや余裕不足で不機嫌な自分を悔やんでいる」ことが判明しました。では、どのようなことを後悔しているのでしょうか。
調査は、18歳~49歳の女性628人のうち、大学生以下の子どもを持つ282人を対象として、2026年3月にインターネットで実施されました。
調査の結果、生理不順によるイライラや余裕不足が原因で、家族やパートナー、身近な人に不機嫌に接し「後悔・反省」する場面は、ママ1人あたり年間平均で「約22回」も発生していることが判明しました。
これは約2週間に1回のペースで、本来なら避けられたはずの家庭内のギスギスや、自分を責めてしまう「心のゆとりのロス」が生じていることを示唆しています。
「後悔・反省した内容」としては、「何気ない一言にイラッとして、冷たい態度をとったり無視したりした」(57.6%)や「普段なら許せる子どものいたずらや騒がしさに、つい声を荒らげてしまった」(46.8%)に回答が集まり、本来なら笑って受け流せるような日常の一コマに対しても、感情をコントロールできずに自分を責めてしまう「自己嫌悪の負のループ」が体調というコントロールが難しい要因によって引き起こされている切実な状況であることがうかがえました。
次に、「生理不順の悩みや受診」について聞いたところ、「仕事の予定や家族・周囲のケアを優先して自分のことを後回しにしている」としたママは80.8%と、女性全体の平均(70.7%)よりも10pt多くなりました。
「後回しにしてしまう理由」として、最も多かったのは「自分がガマンすればいいという考えが癖になっている」(56.2%)、そのほか「自分自身のケアよりも、子どもや家族を喜ばせることを優先したいから」(26.9%)という理由も多く、日々の忙しさの中で自身の不調をケアすることを二の次にしてしまう自己犠牲的な習慣が見て取れました。
また、「金銭面」における意識についても顕著な差が見られ、子どもや家族など大切な人を喜ばせたり支えたりするために、惜しみなく出せる金額は月平均「8438円」であるのに対し、自分自身の生理不順を改善するために出せる金額は月平均「5317円」にとどまり、約1.6倍の格差があることが判明しました。
最後に、「生理不順による不安や不快感から解放されたらやりたいこと」を聞いたところ、「旅行やレジャーで予定変更を気にせず楽しみたい」(51.8%)や「相手の話を心にゆとりを持って笑顔で聞いてあげたい」(42.6%)といった回答が上位に挙がりました。
なお、同グループでは、自身の「時間」や「心の余裕」がどれだけ削られているのかを、7つの質問に答えるだけで客観的に測定できる「生理不順のガマン・ロス度 診断」を、公式サイトにて公開しています。
◇ ◇
【出典】
▽クリニックフォア調べ
https://www.clinicfor.life/