新幹線など座席指定のある公共交通機関では、「自分の席に誰かが座っている」という場面に出くわすことがあります。そんな“あるある”の実体験を描いた『新幹線で自分の座席に二人組が座ってた話』(作:みすあきさん)が、SNSで多くの共感を集め、話題となっています。
それは、新横浜駅から乗車した新幹線の車内でのことです。作者は自分の座席の前で立ち尽くしていました。というのも本来作者が座る座席には、見知らぬ若い女性2人組が楽しそうに会話しながら座っていたのです。
作者は「私の席に……めっちゃ他人が座ってる……しかも2人組」と困惑しつつも、まずは冷静にチケットを確認します。便名、車両、座席番号を何度見ても間違いはありません。
そこで、意を決して作者は「あ…あのぉ、ここ私の席なんですけど」「一応、チケット確認してもらえます?」と丁寧に声をかけます。すると2人は「えーーー!?」「座席合ってるよねぇ?」「うん、合ってる合ってる」と自分たちのチケットを取り出します。
そのとき女性の1人が「あっ!まって!あー!やばい!車両間違えてる!」と叫び、もう1人も「えー!うそー!」「きゃー!ごめんなさぁい!」と言い、大慌てで席移動を始めました。どうやら座席番号ではなく乗る車両を間違えていたようです。無事に自分の席へ座ることができた作者は、「いいですよ」と優しく応じつつも、「座席確認ほんと大事だな」としみじみ実感したのでした。
読者からは「気持ちが伝わる1ページ目のお顔。自分の方が間違ってないか再三確認しちゃいますよね」や「私は、指定席で自分の席に、外国の方が座ってて、ビビリながら日本語で声かけたら、隣の席に移動されました…」など多くの共感の声が寄せられています。
そんな同作について、作者のみすあきさんに話を聞きました。
意外と多かった『あるある』が「自分の席に他人が座ってた」
―同作を描こうと思われたきっかけを教えてください。
コルクマンガ専科の課題を制作するにあたって、偶然、新幹線あるあるを思い出したのでそれを描こうと思いました。
20年で通算100本以上乗った中で意外と多かった『あるある』が「自分の席に他人が座ってた」だったので、それを描いてみようと思いました。
―コメント欄で寄せられている声で、特に印象に残っている意見や反応がありましたら教えてください。
乗車する便や日にちを間違えてしまった人が意外と多いことに驚きましたし、共感ができました。
なかには、複数人「そこは自分の席だ」と主張するも、全員自分の座席を勘違いしてた。なんて件もあって、思わず笑ってしまいました。
―制作にあたり、特に意識された点や、読者に注目してほしいポイントがあれば教えてください。
堂々と他人が自分の席に座ってると、自分が間違ってたのかなぁ…と、ちょっと自分を疑ってしまう感じや、楽しんでるところに、声をかけてしまう気まずさに共感してもらえると嬉しいです(笑)
<みすあきさん関連情報>
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