小学生男子が落とした定期入れを、AirTagの位置情報を頼りに探しに行くと、無人の派出所に「おとしものです」と子どものような筆跡で書かれたメモが添えられて置かれていました。誰かが拾って届けてくれていたようです。少年の母親がこの体験をXに投稿したところ、「日本ならではですね」「心がホッコリとしました」といった声が寄せられ、4.5万件以上のいいねを集めました。
投稿したのは小学生の息子を持つ、あげこさん(@ojuken2021)。息子が定期入れをなくしたことに気づいた当時、家族はかなり動揺していたといいます。
「『え?よく探して!!どこまであった?』などパニック状態でした。個人情報も現金も鍵も入っていたので、とても焦りました」
幸い定期入れにはAirTagを付けていたため、すぐに位置情報を確認した、あげこさん。前日の夜に警察にも連絡し、AirTagの位置情報付近を探してもらったものの見つからず、翌日あげこさん自身がスマートフォンを手に現地へ向かったそうです。
AirTagの位置情報を頼りに翌日、現地へ向かったあげこさんが見つけたのは、無人の派出所に停められた警察のバイクの座席の上でした。定期入れはビニール袋に入れられ、拾った場所を記した「おとしものです」という手書きのメモが添えられていたといいます。誰かが拾い、届けやすい場所を選んで、ていねいに置いてくれたことが伝わる状況でした。
「発見したときは、安心よりも驚きが大きかったです」
今回あげこさんは、拾ってくれた人に届けば、という思いでXに投稿したといいます。
「多くの方に拡散していただきましたが、まだ直接お礼は伝えられていません。優しいお心遣いに感謝しかありません。息子も『優しい人に拾ってもらえてよかった、ぼくもこんな人になりたい』と言っていました。これをきっかけに、本人の落とし物への意識も高まりました」
筆跡やひらがなが多用されていた点から、小学生が書いたメモだと思っていたあげこさんに対し、「うちの旦那もこんな字を書くので小学生とは限りません」「外国籍の大人の方の筆跡の可能性もありますね!」といった声も。
「どなたが拾ってくださったのか分かりませんが、温かい気持ちの方で本当にうれしいです。ありがとうございました」