「にしたんクリニック」などを手がける西村誠司社長が27日、自身のTikTok内でT-BOLANが24日の和歌山公演を直前で中止した件について見解を発信した。直前中止に対する批判的な声もある中で、「ギリギリまで開催したいという想いがあったのではないか」「苦渋の決断だったはず」と決断までに至った事情に思いを巡らせた。
西村社長が学生時代から「伝説的存在」だったと回顧しているT-BOLANは、ボーカル・森友嵐士の独特なハスキーボイスで90年代J-POPシーンを牽引、「Bye For Now」や「離したくはない」など数々のヒット曲で知られる。今年8月のラストライブをもって解散することが決まっており、昨年9月からは47都道府県をめぐるラスト・ライブツアー中だった。森友の体調不良で、24日の和歌山公演を7分前に中止、そして翌25日の奈良公演も見送った。
公式サイトでは24日付で「T-BOLAN LAST LIVE TOUR 2025-2026 終章「SING THE BEST HIT JOURNEY 47」 和歌山・奈良公演に関するお知らせ」を掲載。そのなかで「森友嵐士の体調不良により、医師の判断のもと出演が困難とされ、誠に残念ながら両公演を中止(延期)とさせていただくこととなりました。公演を楽しみにお待ちいただいていた皆様には、このようなご案内となりましたことを、心より深くお詫び申し上げます。苦渋の決断ではございますが、本人の回復を最優先とさせていただきたく、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と、森友がドクターストップを受けていたことを伝えていた。
その上で「本公演は現在、延期の方向で調整しております。振替公演の日程およびチケットの払い戻し方法につきましては、決定次第、オフィシャルサイト等にてご案内いたします。お手持ちのチケットは、必ず大切に保管いただきますようお願いいたします」とファンにお願いした。
森友自身もSNSで、「先週末から体調を崩していて、ここまで調整を続けてきた。最後までステージに立つ方法を探したけど、ドクターストップ。本当に悔しい。命に関わるような状態ではないので、そこは安心してほしい。LAST LIVE TOUR無理をして、中途半端なものは届けたくなかった。だからこの判断に頷きました。必ず戻る。」とつづっている。
西村社長は親交のある森友を「本当に嵐士さんって、心の優しい人」と評し、2024年に沖縄で障害を持った子どもたちらを招待して開いたチャリティーコンサートを思い出し「シングルマザー家庭であったり、障害を持ったね、お子さんだったり、貧困家庭の方を、なんと7000人も招待して、チャリティーでコンサートをやって、あの時の話もね、僕聞いたことがあるんですけど、障害を持った家族の方というのは、受け入れてもらえるような、コンサートホールを探すのも大変で、なので嵐士さんが、そのコンサートを開催するにあたって、色々そういった方が、何かあった時に待機できるように、色んな事でご苦労されたという話を聞いた」と感心していた。
同社長はT-BOLANファンに向けて「彼の心の優しさを理解して頂いて、引き続き応援をしていただければな、という風に思います」とメッセージを送っていた。