将棋の藤井聡太竜王(23)が「永世竜王」の資格を得た記念碑が、対局会場となった京都競馬場(京都市伏見区)に建立された。「雲外蒼天(そうてん)」と碑のプレートに揮毫(きごう)した藤井竜王は、100年の歴史を誇る京都競馬場に合わせて「100年後にも残る将棋をしていきたい」と誓った。
同競馬場では昨年11月、第38期竜王戦7番勝負第4局が行われ、藤井竜王が佐々木勇気八段を破って5連覇を達成。連続5期獲得により、棋聖・王位に続く三つ目の永世称号(永世竜王)を得て、史上最年少で「永世三冠」となった。
記念碑は高さ約75センチの伊予石。同競馬場の玄関口、ステーションゲート横にJRA(日本中央競馬会)が設置した。
除幕式が2月25日にあり、藤井竜王は「思い出深い一局。歴史ある競馬場に恥じないように精進していきたい」と述べた。
昨年の竜王戦に立ち会った日本騎手クラブ会長の武豊騎手(57)も除幕式に同席。「碑が競馬と将棋のファンを結ぶ場所になったらうれしい」と期待した。