住宅ローン変動金利は、15年ぶりに1%を超えるなど上昇傾向にあり、固定金利との差が縮小しつつあります。住宅ローン比較診断サービス『モゲチェック』を運営する株式会社MFS(東京都千代田区)が実施した「住宅ローン」に関する意識調査によると、繰上返済のトリガーとなる金利水準は「3%」が最多となりました。
調査は、25〜54歳の住宅購入検討者・住宅ローン利用者1000人を対象として、2026年3月にインターネットで実施されました。
はじめに、「住宅ローンを決める際の情報源」を尋ねたところ、「SNS」(51%)、「比較サービス」(45%)、「不動産会社」(37%)が上位に挙がったほか、「AI(ChatGPT等)」(26%)という回答も見られました。
これを直近1年以内に住宅ローンを借りた人に限ると、「SNS」は25〜29歳で58%、50〜54歳でも56%と、年代を問わず半数前後にのぼりました。
一方、「銀行」は25〜29歳で15%、50〜54歳で56%と世代差が大きくなったほか、「AI(ChatGPT等)」は40〜44歳が32%で最も高くなり、住宅購入の中心世代にもAI利用が広がっていることがうかがえました。
次に、「住宅ローンの変動金利は、何%まで上がると思いますか」と尋ねたところ、直近1年以内に住宅ローンを借りた人では「2%」(31%)や「3%」(36%)など、「2%以上」と予想する人は7割近くとなりました。
一方、住宅ローンを借りたことがない人では「1.5%」(35%)が最多となったほか、「5%以上」(25%)という意見も見られ、金利の相場観にばらつきが大きくなりました。
また、「住宅ローンの変動金利が何%に上がったら繰上返済しますか」という質問に対しては、直近1年以内に住宅ローンを借りた人では「2~3%」(31%)や「1.5~2%」(27%)など、「2〜3%」が7割近くとなりました。
一方、住宅ローンを借りたことがない人では、3人に1人が「1~1.5%」(33%)、4人に1人が「5%以上(繰上返済しないを含む)」(25%)と回答し、変動金利の上限予想同様、こちらもばらつきが大きい結果となりました。