「将来、出世したいと思う」と回答した2027年卒の就活生は半数未満――そんな調査結果が、レバレジーズ株式会社(東京都渋谷区)が運営する新卒学生向けキャリア支援サービス『キャリアチケット就職』による「2027年卒就職活動の実態調査」でわかりました。出世したい/したくない理由にはどのようなことがあるのでしょうか。
調査は、2027年卒業予定の大学生・大学院生381人を対象として、2025年12月にインターネットで実施されました。
はじめに、「就職先を決定するまでに受けたい企業数」を尋ねたところ、「1~4社」(49.1%)や「5~8社」(26.5%)に回答が集まり、「8社以内」と回答した学生は全体の約8割にのぼりました。
文理別に「1~4社」と答えた割合を見ると、理系の44.3%に対して、文系では51.8%と半数を超えました。
また、「企業に関する情報収集の手段」としては、「就職ナビサイト」(57.5%)や「就活エージェント」(27.8%)が上位に挙がりました。
そのほか、「口コミサイト」(20.5%)、「X(旧Twitter)」(18.1%)を活用する層も2割程度にのぼっており、企業が発信する情報だけでなく、多様なチャネルを使い分けることで、より企業のリアルな情報を収集しようとする姿勢がうかがえました。
次に、「将来の出世意欲」について、「出世したいと思う」と答えた割合を見ると、理系(52.6%)で半数を超えたものの、文系では46.2%、全体では48.5%と過半数を下回りました。
「出世したい理由」としては、「給与・報酬を上げたい」(66.5%)や「社会的地位を上げたい」(44.9%)が上位となった一方、「出世したくない理由」では、「責任やストレスを感じることが増えそう」(66.3%)、「業務や残業時間が多そう」(35.8%)といった回答が上位を占め、過度な責任や私生活の影響を避けたいと考える学生が一定数存在することが明らかになりました。