四半世紀にわたって月1回、計300回を迎えた。京都市伏見区の深草学区で民生委員らが催す「ふれあいミニ喫茶」。2025年12月に開かれた300回目には、常連のお年寄りに高校生が交じり、名物のカレーを味わいながら談笑した。
深草小の空き教室に、赤のエプロン姿の人たちがそろう。「-ミニ喫茶」は2000年12月に始まり、深草学区社会福祉協議会の民生委員11人が中心となって運営している。現在は毎月第2土曜に、地元の人たちを出迎える。
会長の美濃敦子さんは運営の工夫を語る。「喫茶だからってお茶を飲んでじっとしているだけじゃないんです。一人で来た人も退屈させないことが大切」
地域の70歳以上の人に参加を呼びかけ、最高齢97歳の人も来る。みんなで体操をしたり、フルート演奏を聴いたり、脳トレ、クイズ大会…と心身を動かし、2時間を過ごす。コーヒーと茶菓子を楽しみながら、介護予防や防犯の話を聞くこともある。
町内会に入っている人は無料。入っていない人でも年会費1200円で参加できる。
新型コロナウイルス禍では開催を3回中止したが、ふれあいの場と健康を守ろうと、感染対策をして続けてきた。今も毎回60人ほどが集まる。
美濃会長はこれまで全300回に参加した。「ボランティアとして運営する側も心の余裕あってこそ。500回目を目指して続けていきたい」。