結婚・出産のタイミングは、女性のキャリア形成において常に大きな悩みの一つ。20代前半で出産した人と30代後半で出産した人は今、自分の選択をどう捉えているのでしょうか。株式会社キャリアデザインセンター(東京都港区)が運営するWebマガジン『Woman type』が実施した調査によると、20代前半で産んだ女性の約2人に1人が、自身の産み時を「良かった」と回答しました。では、30代後半の出産のメリットはどのようなことが挙げられたのでしょうか。
調査は、40~50歳の働く女性200人を対象として、2025年10月~11月の期間にインターネットで実施されました。
その結果、20代前半から半ばで出産した女性の51.0%が「仕事・キャリアの観点で、早く出産して良かったと思う」と回答しました。
【早く産んで良かったと思う理由】
▽若いうちに出産したことで、体力的にも精神的にも余裕があり、育児と仕事の両立がスムーズにできた(26歳で出産・一般事務)
▽両親や兄弟も若かったため、子どもの急な体調不良時も預け先に困らず、仕事に専念することができた(21歳で出産・看護師)
▽30代中盤になる頃には子どもが家事を手伝ってくれるようになっていたので、勤務時間に融通がきくようになり、責任が伴う仕事も任せてもらえるようになった(22歳で出産・一般事務)
【早く産んで良かったと思わない理由】
▽出産前に、さまざまな仕事を覚えてスキルを身に付けておきたかった。大したスキルもない状態での転職活動は難しい(22歳で出産・一般事務)
▽出産育児でキャリアの空白期間ができたため、30代後半での復帰時には同期が管理職に昇進しており、同じスタートラインに戻れず悔しい思いをした(22歳で出産・経理)
▽責任のあるポジションを任される前に職場を離れることになった結果、キャリアの継続や昇進の機会を逃してしまったと感じる(24歳で出産・営業)
一方、30代後半以降に出産した女性では、「遅めに出産して良かったと思う」とした人は36%、「思わない」が40%と、早く産んだ女性たちよりも「良かった」と回答する人が少ない結果となりました。
【遅く産んで良かったと思う理由】
▽さまざまな仕事を経験し、安定した仕事と役職を得てからの出産だったので、産後も復職しやすく、収入維持ができている(36歳で出産・一般事務)
▽時短勤務でも責任ある仕事を任せてもらえ、キャリアを維持できたのは大きなメリット(36歳で出産・一般事務)
▽十分な経験と実績を積んでから出産できたことで、仕事面での自信と精神的な余裕を持って育児に臨むことができた(38歳で出産・営業)
【遅く産んで良かったと思わない理由】
▽体力が落ち、仕事から帰宅し抱っこをねだる子どもを抱いてあげる力さえなかった。仕事との両立が難しくなり、正社員からパート勤務に(40歳で出産・飲食店接客)
▽プレ更年期症状も表れ、体力的にも育児と仕事の両立がきつく、フルタイムで働く気力がなくなってしまった(37歳で出産・医療事務)
▽祖父母も高齢で体力がなく、サポートが得られにくい(35歳で出産・障害者支援施設の生活支援員)
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【出典】▽Woman type/早く産む・遅く産む、キャリアにとってどっちが正解? 働く女性200人の“本音”大公開
https://woman-type.jp/wt/feature/43374/